共通一次試験の思い出 | 耳鼻科医として、ときどき小児科医として

耳鼻科医として、ときどき小児科医として

以前にアメブロで書いていましたが、一時移籍し、再度ここに復活しました。専門の耳鼻咽喉科医としての記事を中心に、ときにサブスペシャリティな小児科診療のこともときに書いていきます。

僕が中学生のころに、共通一次試験が行われた。今年からはじまった共通テスト、昨年まで行っていたセンター試験、その前が共通一次試験である。難問を解かせるのをやめて、平易な問題がどれぐらい解けるかという試験であり、はじめてマークシートというものがとりいれられ、問題はすべて選択式になった。

 

共通一次試験にはいくつかの思い出がある。

 

一つは電話勧誘の思い出である。共通一次試験を直前に控え、自宅にいたら、一本の電話がかかってきた。英会話の勧誘だったかと思う。

 

「僕は受験生で、共通一次試験の直前なのです。」と言ったら電話をきってくれると思っていた。

 

「共通一次試験なんだ。私も4回受けた。実は芸大をめざしていて、なんども試験を受けた。」

 

という思ってもいない話になった。若い女性の声だった。試験の話やら、受験の話やら1時間ぐらい話し込んだ。

 

最後に

「じゃあ、試験がんばってね」

そう言って、電話は切れた。

 

英会話教材の勧誘などどうでもよかったのであろう。電話をしていれば、お金がもらえるバイトなのであろうか。