木々が色めく秋から冬の気配が顔を覗かせる頃、
幼馴染の結婚式があるからと涼太は実家に帰省した。
<涼太 side)
翔太がついに結婚をした。
幼稚園の頃に好きだった双子の姉の方。
バッタリの再会をきっかけに今日に至る。
あの翔太がねぇー、ついにねぇ、
父親になるのかーー!!
授かり婚な事にも驚いた。
一緒に参列していた母が「あんたはどうなの?」と聞いてきた。
『壁は低くなってきてる気はするけど、、まだまだかな....」
「あんたが頼りないからじゃないの?しっかりしなよ!」
『母さんは気になる?
その~、俺の彼女がかなり歳上だったら』
「そうねー、私より歳上とか同じ歳とかだったら戸惑うとは思うけど、
涼太は自慢の息子で、涼太をじてるから、
お前が決めることに口出しする気はないよ」
『ありがとう』
「涼太...負けんな!!」
”何にだよ(--!"