苦悩の日々をできるだけ短くするための視点 | メンタル和尚の法話録

メンタル和尚の法話録

高野山真言宗 勢見山 観音寺の住職がしなやかに寛いで生きるコツ、
面白い自遊人になるヒントを綴っていきます

 苦悩の日々をできるだけ短くするための視点をいくつか挙げておきます。

①人のせいにしない

 

 不運な出来事も誰かのせいで生じたのではなく(嵐や台風のように)自然発生したものとみなす。出来事はすべて自然現象。「来るときがきたら来る、来ないものは来ない」と割り切る。

②感情を味わい尽くす

 

 つらい、悲しい、苦しいといった、味わいたくない感情こそ、目を背けずにしみじみと味わう。どんな感情もしっかり味わうと早く消え去ります。

③運勢がV字回復する時

 

 「大変な時期」は文字どおり「大きく変わる」チャンスであり、すべての変化は良きことです。どんな幸運が、この先待っているかを楽しみに、明るい気持ちで、目の前のやるべきことをこなしていきましょう。