
こんにちは、
劇団員の藤江千晶です🌷
再演のマクベス。
1度は完成させて本番を迎えた作品ですが、
シーンも役割も前とは変わる部分があるので
また新たな気持ちで、
さらに自分の中の作品への理解や想いを深めて
つくりあげていきたいなと思っています!⚡️
ここ最近の天動虫は、マクベスやロミオとジュリエットなど、シェイクスピアの作品を元にしたオリジナル台本に挑戦しています。
各作品が、その時代に誕生した背景があり、
多くの人たちによって舞台で演じられてきました。
そんな名作を、今、わたしたちが取り組む意味は何か?観客の皆様に何を伝えたいか?
役者側がカタチだけのカラッポでは、どんなに声を張り上げ激しく動いたって、何の熱も生まれないし、そういうのは誤魔化せない、絶対観ている人の気持ちを動かすことなんてできないよなって思うので、(余程の天才でなければ😣笑)
作品づくりでは、いつも、舞台に立つ意味を考え、まずは自分の中のカラッポが少しでも埋まっていくように、稽古の時間を過ごしたいなと思っています!
こういうと何だかすごく壮大なかんじですが(笑)
そのためには日々の生活で感じること、思うことを心に留めてみることや、それについて考えてみたりすることが大切だな〜と。
本当に、日々なんとなーく生きていると、なんとなく楽な方に流れて、なんとなく考えることをやめてしまっているなと、ハッとします。。。
なので私一人ではなかなかにカラッポ…
役者なのにそれで良いのかよって、すごく思います…だめですね…😱
台本を読んで、考えて、
稽古場で座組の皆さんの色んな話や提案を聞いて、また考えて、
演出の意図をどうかたちにしようか、考えて…
たくさんのヒントやキッカケをもらう稽古時間。
稽古が始まるといつも怒涛の日々になってしまいますが、たくさん考えて、それを作品にのせて、きっと良い舞台をお届けしますー‼️‼️
楽しみにしていてください☺️✨☀️✨🌙
おまけ
写真撮影で、怒った顔とかかっこいい顔しなきゃいけないのにすぐ笑っちゃう人。笑
藤江千晶🌷

みなさま、こんにちは。はじめましての方も、改めましての方も、ご挨拶させていただきます。北条音寧(ほうじょうおとね)と申します。
芸名ではありません。本名です。普段は全く違う業界で働いています。
この度、再び劇団天動虫さんの舞台に立たせていただくことになりました。
昨年出演した『ロミオとジュリエット』から続くご縁です。出演しながらぐっ!と捕まれた天動虫さんの舞台、そしてその独特の世界観にまた浸ることができることに、わくわくが止まりません。
わくわくしながらも、これまで『ロミオとジュリエット』、そして『アイデンティティ』に参加させていただいた私は、ふとひとつの不安を抱えていました。
それは、私はもう「感性の死」を迎えてしまっているのではないか、という不安です。
効率化とスピード、論理と思考にのまれて生きている私は、答えのない問いにぶち当たった時、何かを何かから感じたい時、「これはどれが正解?」と、ついつい解答を探してしまいがちです。世の中にあるものは別にテストではないのに、なんとなくずっと正しくあることを求められているような。ちょっと面倒になると、「こんな時は人類の叡智、AIだ…!」と、なにかを感じること、すぐに答えの出ないことについて考えること、を諦めてしまったり。そしてchat gptの履歴を眺めた時ふと胸がざわつくんです、「私ついに感性が死んだ…??」というふうに…………
天動虫さんの作品に参加していると、稽古中に何回かは「私なんで演劇するの?」という問いかけが自分の中に発生します。このマクベスの公演に参加するにあたり、また考えました。
日々最速で答えを出したがりな私にとっての演劇とは、ふと自分自身に立ち返らせてくれる、そこで考えたこと、感じたこと、それを大切にして良いと思える場所です。だから、正しくあり続けるべきな気がしながら日々を生きている私に必要で、私は演劇が好きだ!!と思ったのです。
答えを求めたい時勢の中で答えに辿り着くのが大変な問いに漕ぎ出すのはかなり勇気がいることだとおもいます。でも演劇の場は、現代のそういった波から外れられるチャンスなんじゃないかなぁと思ったりもするのです。
もしお客様の中にその勇気持つのは難しいよね〜〜って方がいらっしゃったら、演劇を通して、一緒に漕ぎ出せたらいいな〜と思っています。
(私も「漕ぎ出したいな〜〜けど普通に生きてたら難しいよな〜〜」って思っているので…)
そして何より!!
素敵な皆さんとそれを共にできることも本当に嬉しいですし、その時間を大切にできるように努めたいと思っています。
そんな勇気の光を灯す一助になれるよう、精一杯がんばります。
ぜひ、劇場まで足をお運びください!
お待ちしております。
北条音寧
初演に引き続き出演させていただきます、ワダタワーと申します。
はじめましての方、はじめまして。
すでにご存知の方、今後とも末永く宜しくお願い致します。
前回『天動虫版マクベス』にはマクベス役として出演させていただきました。
舞台上にたくさん出させていただき、たくさん喋らせていただき、動き回り、泣き、喚いたにも関わらず、幕が降りたときに感じたのは「やり足りない」でした。
体力的にはヘロヘロでした。
でも「もっとやりたい」という気持ちに満ち満ちておりました。
きっと疲れすぎておかしくなっていたのだと思います。
アドレナリンもドバドバ出ていたと思います。
再演の話を聞いたときには「またやれるんだ!」と喜びいさみ、「もっとこーしよう、あーしよう」と色々と考えてはニヤニヤしておりました。
今は残念ながら「どーしよう」としていたのかさっぱり忘れてしまいましたし、喜びも今は緊張感のほうが勝っている状態です。
昔こんなことを聞いたことがあります。
「緊張するのは【いいところ】を見せようとしているからだ」
少なくとも自分は【いいところ】を観せようとしているらしい。
【いいところ】を観せる自信があるらしい。
…【いいところ】、みせたいな。
劇場に足を運んで下さるお客様に【いいところ】をみせたいのはもちろんのこと、一緒に『天動虫版マクベス』を作っていく劇団の皆さんや、客演の役者さん、スタッフさんにも【いいところ】をみせたいのです。
でもしょせんただの大きいだけのオジサンなので、【カッコワルイところ】もたくさんみせていくのでしょう。
でも、何もかもさらけ出さないと面白いものなんて作れないので、【カッコワルイところ】も【いいところ】とともに楽しんでいただけたらと思います。
楽しんでいただきたい。
…いただけたらいいな。
※実はこれを書いている時はまだ稽古開始前でして、またマクベスを演じる想定で書いていますが、配役が変更になる可能性もまだまだあります。
ご了承下さい。
ちなみにマクベス夫人を演じることとなったときは、精一杯かわいらしい夫人を演じさせていただく所存でございます。
皆様よろしくお願い致します。
ワダタワー
劇団天動虫🐞第14回本公演
「マクベス - その名に惑わされた男 -」
〈原作〉ウィリアム・シェイクスピア
〈潤色・演出〉帆足知子
〈音楽〉よしこストンペア
“おまえは王になる”
魔女の予言を受けたマクベスは、己の心ではなく他人の言葉に惑わされ続ける。
“マクベス”が王になる様を目の当たりにしたマクダフは、未だ味わったことのない想いに
捕らわれ始める。
そして、動くはずのない森が動き出す・・・
王になることは果たして幸福だったのか?
幸福を手にした者は、さらなる幸福を渇望せざるをえないのか?
もっと、もっと、もっと!!!
幸と不幸の狭間で揺れ惑い流される、人間達の物語。
★☆★☆★☆★
〈日時〉2025年10月29日(水)~11月3日(月祝)
29日(水) 19:00○
30日(木) 19:00●
31日(金) 14:00○/19:00○
1日(土) 14:00○/19:00●
2日(日) 14:00●/19:00○
3日(月祝) 14:00●
※受付は開演の40分前。開場は開演の20分前。
※ダブルキャスト:○北条音寧●中平裕
※2日(日)は配信用のカメラ撮影が行われます。予めご了承くださいませ。
〈劇場〉下北沢 シアター711
東京都世田谷区北沢1-45-15
小田急線「下北沢」駅 東口より徒歩8分
京王井の頭線「下北沢」駅 中央口より徒歩8分
〈料金〉
当日・一般前売:4700円
大学生:2700円
高校生以下:1200円
(学生以下のお客様は当日受付にて要学生証提示)
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※缶バッジ割引 : 一般・大学生の方は、天動虫割引缶バッジを受付でご提示で200円割引!
※2種類の割引は併用可能です。
〈チケット購入〉10/3(金) 19時 発売!
▼ご購入はこちら
上記URLにて、ご希望日時・券種・枚数をご予約ください。
※全席自由席です。
※当日精算のみです。
※未就学児ご観劇希望の際は、備考欄にてご一報くださいませ。
※劇場入口は階段のみです。何卒ご了承くださいませ。
〈出演〉
ジョニー
藤江千晶
岩井梨沙子
齋藤法恵
平野ぱこ
宮崎桔依
渡辺優空
北条音寧
長峯知美
中平裕
黒柳寿弥
加藤由美子
鹿又由菜(THEATRE MOMENTS)
平野直美(流山児★事務所)
ワダタワー(スターダス・21Neu)
「マクベス - その名に惑わされた男 -」特設ページ
🐞劇団天動虫🐞










