「演劇」を楽しんでいただけていたら | 劇団天動虫 の 稽古場日記

劇団天動虫 の 稽古場日記

劇団天動虫の稽古場風景・ワークショップ風景・劇団員のつぶやき・公演情報などをお届けします!⭐️

りさこです🐈

配信公演となった今回

コロナ禍でお客様に直接お会いできなくなってから1年と9か月

ひとりでも、お客様に観に来ていただきたいと話し合ってからの感染再拡大、マスクを付けたままでのお芝居、配信限定になってしまったこと

やはり、、、とっても寂しいです😢!

皆様が元気で過ごしていらっしゃるか、これから劇場はどうなってしまうのか、配信している作品はどのように届いているかなど
やっぱり少し不安です、、、

そんな中で
今回の公演を楽しんでいただけているお声、
また「演劇」として楽しんでいただけているお声を聞けることがとてもとても嬉しいです😊




演出ほあしさんによる最終編集版を観た時、
私自身「演劇」を1番に感じられ
とても嬉しくなりました

「何を持って演劇と言うのか」とか
「演劇論」とかは私には到底語れませんが

各作品の持ち味、
最初のほあしさんのあいさつ、
物語を繋ぐまゆこさんの、
紺の中でも白味の多い衣装と清廉な見目による背景から浮き立つ感じや、温もりを感じる在り方、
映像ならではのアングルや切り替えも、完全に演出の一部として作品の息とぴったり合い、
どれもに天動虫の息と演劇を感じました



いち出演者が誰目線!という感じで恥ずかしい限りですが(笑)
また、これからも劇団として精進して参りますが、
少しでも共感いただける方がいたら嬉しいです

もちろん!何よりも!!
純粋に楽しんでいただけることが
とってもとっても嬉しいのです😊
またそのお声を何かしらのかたちでお届けいただることがさらに嬉しいのです!




ぜひ視聴期間終了まで何度でも!
お好きなシーンだけでも!
(ちなみに私は『夏の葬列』の、自然ででも印象に残るシーンの切替がどれもとにかく好きなのですが、その中でも競争を始めるジャンプのところからを何度も観て泣いています、、、✨)
お好きなかたちで!!
お楽しみいただけますように😊


🐈りさこ🐈



劇団天動虫 青空文庫シリーズ2021
「幸福は一夜おくれて来る」

配信公演2021.9.12(日) ~ START​

 昔の文学作品を読みながらふと思った。この凄い人達が、もし、今、生きていたら、何を書くのだろう、と。きっと、何かを残さずにはいられなかっただろう。そんな時代だ。そう考えるとムズムズした。でも、タイムマシンはないんだから、想像するしかない。妄想するしかない。だったら、作家の言葉にもっともっとマミレテみよう。言葉が体に入って、そして、音として出されていく。そしたらきっと、何か答えが出てくる気がする。幸福は一夜おくれて来る。でも、きっと、来る。

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この公演は、青空文庫の文学作品を演劇作品として上演するシリーズです。有観客の公演は、世の感染状況を鑑み、中止とさせていただきました。誠に申し訳ありません。オンライン配信を行いますので、ぜひご覧くださいませ。

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■日時・ご観劇方法■

〈販売期間〉2021年8月29日(日)~10月12日(火)※入金締切は10月13日(水)

​〈配信開始〉2021年9月12日(日) 19時~

〈配信終了〉2021年10月26日(火) 23:59

​〈視聴期間〉ログイン日時より14日間※ログインが10/12(火)を過ぎた場合10/26(日)までしか視聴できないため、14日間ではなくなります。ご了承くださいませ。​

〈料金〉2000円​

〈チケット購入ページ〉※配信チケットは、カンフェティへ会員登録をした上でご購入くださいませ。


​チケットのご購入方法・配信の視聴方法などは、以下の「カンフェティストリーミングシアター」ご利用ガイドをご覧ください。​



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■上演作品■ 演出:帆足知子​

『女生徒』原作:太宰治昭和初期のある日、太宰に送られてきた1人の少女の日記を題材に書かれた小説。思春期の少女が抱える繊細さと、時に矛盾に満ちた心情の揺らぎを、6人の女優達が紡いでいく。出演:ジョニー 藤江千晶 岩井梨沙子 平野葉子 松隈麗奈 戸谷真菜


『貨幣』原作:太宰治第二次大戦下、擬人化された百円札が人々の懐を巡っていきながらその時代と人の心を見守り語っていく小説を舞台化。百円札が目撃した「人間」とはなんなのか?出演:齋藤法恵特別出演:浅倉洋介


​『偽貨幣』作:野村ようすけ“貨幣”をオマージュし現代に照らし合わせた作品!何が擬人化され、どんな時代を写し出すのか。出演:ジョニー


『夏の葬列』作:山川方夫その葬列は、誰の、葬列なのか・・・葬られたのは、一体なんだったのか・・・教科書に掲載され、その容赦のない展開が広く知れ渡っている本作品。主人公が最後に手にしたものはただの絶望でしかなかったのか。言葉が役者を通る時、新たなる世界が広がり始める。出演:木暮拓矢(流山児☆事務所)


詩の朗読出演:木﨑真宥子

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​劇団天動虫ホームページ