いわゆる「青春の輝き」ってやつ。 | 劇団天動虫 の 稽古場日記

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こんにちは!

劇団員のジョニーです!

 

天動虫2013年は

本公演の「THE SHOW MUST GO ON !!」だけでなく

 

「感謝祭2013」も開催しました!

 

いくつかの作品を詰め込んだ、オムニバス公演。

そのうちのひとつ

「青春グリッター」

 

 

タイトルどおり、青春そのものな作品です。

 

青春って、決して綺麗なものだけじゃないと思うのです。

 

一般的にいうと

青春といえば

「あの頃はよかった」

って部分ばかりが思い出されがちだけど

じゃぁあの頃に戻りたいかっていうと、正直しんどい人も多いと思う。




文字どおり、汗と涙と友情にまみれて走り抜けたキラキラな記憶と

学校という閉鎖空間で居場所を見つけられなくて生きづらかった暗~い記憶と

私にはどっちもある。

 

この作品は

「暗い記憶は消して、明るい記憶だけを捏造した方が幸せな人もいる。」

っていう究極のテーマに立ち向かう話だけど

私だったら学校時代の暗い記憶も持っていたいなぁ。

どの記憶も自分を形成した大事な記憶だからなぁ。

でもまぁ、そんなことを思えるのはきっと

暗い記憶に潰されないだけの

温かい記憶が自分を支えているからだ

とも思うのですが…。

なんて、主人公とまったく同じこと感じます。(笑)

さすが、作家の野村さんが山口さんやジョニーに当て書きした脚本なだけあります。(笑)

 

「青春グリッター」は

青春をとおして、人間のリアルが凝縮された作品だなって思います。

 

☀ジョニー☀