このお題をジョニーからもらったとき、
むずっ(笑) と思いました(ジョニーは「やっぱむずいかな笑」と言っていました)
私が感じる帆足さん…
色で言うと赤、えんじ、
マンガで言ったら、劇画と見せかけて少女漫画、
生地で言ったらベロアとか
時計で言ったら、0時(これは、AM,PMの両方)
(w一番深いところと一番高いところって感じ)
映画はアメリ、
体だと唇?
飲み物は温かい何か(よく飲んでるような気がする)
こんなに抽象的に並べてみたのは、
具体的なエピソードはありすぎるからです )^o^(
中学生の頃から面倒みてもらってて、
その頃のわたしなんて、生活でも稽古でも世界一の受け身だったので(ただただ、庇護されて生きてたんだと思う)
しょっちゅうしょっちゅう怒られてました
目的と手段!責任!想像力!
「か!ん!が!え!ろ!!!!」
って、何度言われたことか。笑
そして何度泣いたことか笑
想像力について、当時すごく気をつけてた
寺山の詩にも出てきてた
あれだけ言われていて、考えなかったわけじゃないのですけど、
大人になって思うのは、当時自分がやってたのは
実のない想像でしかなかったなということです
(恋に恋してる、みたいな段階)
繰り返される稽古において、
いい作品のために、という一つの大きな目的が常にあるわけですが、
いい作品、というものの重要な要素として、
役者が舞台で命を燃やしていること、
決して嘘でこなしてしまわないこと、
っていうのがあったと思います
わたしはそれを帆足さんから散々(まじで散々)教えてもらったと思います(例文:「余計なことすんな!」「何だよそれ!」)
時々、もし演劇部に入ってなかったら?
帆足さんたちみんなに出会ってなかったら?
と空想します
ひょっとすれば、膨大な時間をかけて
帆足さんと同じような信念にたどりつくかもなぁとは思います
演劇に学んだ自分のもつ親和性は、前提にあるから
でも、ああやって身をもって教えてもらう時間を過ごさなかったら、
大変な遠回りをしていただろうなと思います。
心理士を目指すのも、30年くらい遅れていたかもしれない
それくらい、面白いと思えることを教えてくれた人です!
なぜ面白いかというと、
舞台で起きていることは、虚構なのに、本当だからです。
生、ライブ感、熱、人間関係、ぶつかり、かけひき、視線、体温、呼吸、全部、台の上で展開するホントの人間の姿なのです(=^▽^)
器用、不器用、いろんな人が世界に生きてて、
得意、不得意、ふくめて、
おのれを知るところから始めないと、
相手の声なんか聞こえないのです
(これがつらい、けど、踏ん張って自分を受け入れたぶんだけ、ぐんと視界がクリアになる、人に興味を持てるようになる、と思う)
かっこわるいわたしを、これでもかというほど帆足さんには突きつけられたけど、
同じくらい、「お前が必要なんだ」「山口にしかないものがあって、それは他の誰かが欲しくてたまらないものだ」そういう唯一無二の「存在価値」「絶対の自信」もたたき込んでくれました(そのときすぐには飲み込めなかったけど)(華やかで上手なみんなに囲まれて、本気で、わたしの何がええねんと思ってた)(ひとを羨んでた)
なので、
なんか、
帆足さんは「演劇界の人」である以前に、
わたしの中では「魂の人」って感じです
だから、
すっごい恐くて、演出が超かっこ良くて、嘘つきじゃなくて、強くて熱い人
ってイメージでしたけど、
19,20,,,,25,26,,,,と自分が歳をとるにつれて、
あ、この人も、ただの女の子なんじゃん。。。
って思うことも増えました。笑
(怒られるから書きませんけど)
きっとこれからも、
新しい一面やものの見方を、
いろいろ発見させていただける
私たちの大恩師であります(^O^)
だいぶざっくりではありますが、
今日はこんなところで…
山口