せっかく三連勤だった出稼ぎのテープライターの仕事。
 
作業場所が足りないということで、自ら辞退してしまった。
 
このところ、耳の調子が悪いこともあって、休んだほうがいいと判断したのだけど、この軟弱さ、情けない。
 
 
 
さて、パリの宿泊地であるエバーグリーンローレルは中国系のホテル。

なので、朝食のビュッフェにおかゆが出るらしいとの噂を小耳に挟んだけど、残念ながらそれはなかった。
 
このホテルはパリのメトロゾーン1-2のギリギリのラインにある。
 
オペラ座までは30分かからないで行ける距離。
 
ホテルの裏口から出ると、メトロの入り口がすぐ近くだし、googleには出てこないけど、すぐ近くにスーパーマーケットのモノプリもある。
 
このモノプリには営業時間内に行くことができなかったので、規模や品揃えは分からないけど、最終日が日曜日じゃなかったら、かなり高ポイント。
 
 
そうそう、ツアーの最終日、ディナークルーズの前に20分だけ、ツアー提携のお土産屋さんに連れて行かれた。
 
ブランド品や宝飾品が揃っているお店だけど、全然安くないというのがツアーメンバーの感想。
 
ツアーでは仕方のないことだけど、旅行先での貴重な時間。
 
買う気もない宝石やバッグを見て時間を潰すのはおしい。
 
というわけで、こっそり抜け出して、ここに向かう途中に見かけたモノプリのミニ版と言われるmonop'に行って、足りなかったお土産を買ってきたのだけど、ここでもフランス人の気質を見た。
 
 
店内で過ごすには長い20分だけど、買い物するにはあっという間。
 
欲しい商品をさっさと選んでレジに並んだのだけど、時間ギリギリの私としてはこのレジ待ちの時間さえ、どきどき。
 
とはいえ、人が並んでいようが急ぐようなお国柄でないことは承知していたので、ここはじっと待っていたのだけど、自分の順番になって、支払いの段階になったら、カードが使えない。
 
大した額ではないけど、両替手数料を考えるとカード払いのほうがお得なのでカードを使ったのだけど、何度やってもエラーになってしまう。
 
私の後ろには人が待っているし、2回、3回やって駄目だったら、現金ないって聞かれると思うのだけど、これがまったく。
 
レジの人は何度でも試してみようという姿勢だし、待っている人達もイライラする様子なく、普通のこととして受け止めてるみたい。
 
もうね、私のほうが待ちきれなくて、2回失敗した時点で、現金を取り出したもの。
 
そしたら、レジのお姉さんのほうが「え、いいの?」みたいな感じ。
 
 
すごいよ。そのおおらかさ。人間として、すごい。
 
20分のまを惜しんで、走り回る私がちっちゃく思えたよ。
 
 
話を戻すと、エバーグリーンローレルホテルは中心部から少し離れただけあって、フロントが広々として、ツアーで泊まったホテルの中で一番ゴージャスだったんじゃないかな。
 
ただ、旅の疲れが溜まっていたせいか、ホテルのことはあまり覚えていない。
 
朝食も至って普通だったような。