瀬央ゆりあ SEWATCHをWATCH | 百花繚乱

百花繚乱

駆け出し東宝組。宙から花のように降る雪多めに鑑賞。

もっぱらのところ、視界に瀬央っちが入ってきてとまらぬ。

星組ガイズ&ドールズで、ニューススタンドの中で新聞売りをやっていた時の、鳥打帽にベスト姿が可愛く、
舞台転換の時に、あのニューススタンドを、中にいながらにして、うんしょ、うんしょ、と自分で動かしている姿に、きゅん。


瀬央ゆりあ 95期  広島出身
華の95期、星だと 妃海風(トップ娘役)、礼真琴(アデレイド)、花だと柚香光、水美舞斗、月で愛希れいか(トップ娘役)、朝美絢、宙の美咲凛音(トップ娘役)、雪組・月城かなと、と錚々たるスターを量産している花の95期出身。

元々、広島からバスで宝塚に観劇ツアーに行っていたという。
その道中に、同行の方々に「あなた、背が高いから、宝塚いけるんじゃない?」と、勧められて宝塚受験。

おばさま!! 偉い!!! よくぞ勧めてくれた。

美しい顔面はもちろんだが、瀬央っちの何が好きかって、
ジェンヌと言う妖精を演じている中でも、隠しきれない「いい子力」


■エピソード1  温かさ
一期下の紫藤りゅうさんも、「公演でずっと瀬央さんが教えてくれて・・」と言っていたが、後輩に対する態度がほんとに優しい!!

スカイステージの正月特番で、星組・月組対抗すごろくという、宝塚らしさたっぷりの企画があった。
星組は、麻央侑希(94期)、礼真琴(95期主席)、瀬央ゆりあ(95期)
月組は、珠城りょう(94期、次期トップ候補) 、朝美絢(95期美形No1) 、暁千星(98期 ありちゃん)

ありちゃんは最下級生で,童貞感・・じゃなくて、末っ子感がすごかった。
ドラムロールすら言えないありちゃん。  (※「一位!!」などと発表するときに、ダララララララーーー、ドゥン、と口で言う掛け声)
3位、2位、とやっとこドラムロールを覚えてやったと思ったら、肝心の一位で言うのを忘れるありちゃん。
群衆をかきわけてセリフを言わなければいけないのに、いつまでたっても先輩達が演じる群衆をかきわけることができず、後ろで立ちすくみ、「あんたの出番や!!」と、どやされるありちゃん。
注:むっさ、可愛い


ほかの先輩方は、ばりばり路線の猛者である。
こいつどこまでグズやねん!(笑)の眼差しのなか、そっとありちゃんに寄り添い、「もう一回いこうか」と声をかけるせおっち。
3take目、群衆をかき分けるタイミングを、後ろをむいてありちゃんに目で知らせてあげていたせおっち。
ドラムロールしか覚えていないありちゃんに、指カウントを教えるせおっち。
アンドレのセリフ 「心配するな。死ぬまでそばにいてやる」 を言った後に、照れで真っ赤になって、せおっちに抱きついて顔を隠しているありちゃんに、「大丈夫、大丈夫」と真摯に励ますせおっち。

これみよがしな優しさじゃなくて、先輩風をふかせている風情もなく、ただただ、あったかい人なんだなというのがもうダダ漏れ。
噂によるといつも娘役に囲まれていると言うが・そりゃそうだろう。


■エピソード2:広島まで遠征、雪組全ツ観劇の広島愛
宝塚は、ムラと東京以外に、全国ツアーがあります、
なかなか普段東京にも村にもいけない地方ファンのところに、ヅカが回ってくれるというありがたさ、客席おりのハイタッチ、ご当地出身ジェンヌさんコールがあったり、アットホームな雰囲気は大劇場ともまた違うところ。

現トップのちぎさん、まあさまも、全国ツアーで宝塚を知り、宝塚をめざしたという。
ちぎさん佐世保出身、ゆうみちゃん宮崎出身、雪組が誇る色男・蓮城まことは大分出身である、
熱血ちぎさんと・トリデンテで波に乗ってる雪組は・九州ツアーで燃に燃えたという噂。

続いて、せおっち出身県である広島に上陸したのだが、なんとせおっちは、広島で雪組全ツにご観劇!!
確かにガイズ終わってましたが!
実家に戻っててもおかしくはないのですが!!

せおっちは以前から、「いつも地元の方がこっち来てくれるから、今度はこっちから会いに行きたいんです、でも、全国ツアーで、なかなか広島行かないんですよ」 と言っていた。
雪組が来てくれて、嬉しかったろう。
地元愛&宝塚愛を勝手に感じてしまった。

ちぎさんは客席降りでせおっちにぐぐと顔を寄せ、だいもんは「I love you--」と歌いながら手にキッス、本人も客席も大喜びだったらしい。
せおっちは、開幕前も幕間も、握手会並みに観客にもみくちゃにされていたそうな。
嫌な顔せずににこにこ接しているせおっちの姿が目に浮かびすぎるぐらい浮かぶ。
頑張ってほしいなあ・・・。


■エピソード3 :それでも牡蠣を食う
北翔さんとのお話の中で2人の共通点として出てきたのだが、牡蠣に当たっても当たっても食べると。
あれ、せおっち、広島なのに牡蠣アレルギー??と思ったら、ある時期から突如ダメになってしまったとか。
正月に家に帰って食べてお腹を壊し、一週間ぐらい倒れて稽古に出れなかったりすると(ダメやん)。
だけど、大好きな牡蠣に当たったと認めたくないから、なかったことにして食べる、そしてまた当たる、というのを毎年繰り返して、お母様から「そろそろ食べるのやめたら?」とストップが出たという。
せおっち・・・ばかなの??? (愛しい)


■エピソード4 :無人島で、まっぱ
スカイステージトークで、北翔さん、紫藤さんと「無人島に行くなら、何を持って行く?」トーク。
北翔さんと紫藤さんが「やっぱり服は欲しいよね」 と真剣に、まともすぎる意見を述べている時に、瀬央っちは、「無人ですよね?? ほんっとに無人ですよね??」と何度も確認した後に、

「じゃ、あたし、服はいいかな」とあっけらかんと言い出す。

マッパで瀬央さんがにこにこと野山を走り回っている様子が普通に想像できてしまう少年力、無邪気力。
彼女の少年力は、ちぎさんクラスに育つ予感。

しかし、「無人島」の解答は、

北翔さん
:服・ナイフ・ライター 
瀬央っち:ナイフ、ライター、縄、
しどりゅう:服・ライター・米

ジェンヌさん、まじめだ。
本気で生活する気でいるよ。

そこはガチにサバイバルツールを答えるんじゃなくて、「歌劇」「ヅカディズニーのCD」「恋人」「iphone」「エロ本」等々、大切にしている、時間をつぶすものを考えるのでは・・・・

そこへ北翔さん 「飛行機もってこっかな」
瀬央・紫藤 「そ、それって・・・」
紫藤    「ただのバカンスになりますね」


全力のボケ
せおっちが、首を傾げたりするときのリズム感、かくっと体を落とす時のキレが半端ないです。
柚香光ちゃんにも負けないキレです。



多分宝塚ファンあるあるの、途中からファンになったジェンヌさんの、過去の作品を見逃した&見に行ってたのに注目していなかったことをくやみまくる、という現象に今苦しんでいます。

だから歌劇&グラフは捨てられないし、録画番組は全然消去できないんだよね・・。




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