2015my宝塚流行語大賞 | 百花繚乱

百花繚乱

駆け出し東宝組。宙から花のように降る雪多めに鑑賞。

忙しい。
花組DVDを見ながら、大階段燕尾になったら、
テレビの音を落としCDの音源をかけ脳内で明日海さんの声を再現する。
大仕事たぜ。ふう。
※注 著作権の関係上、DVDで、該当シーンはなんと音楽が差し替えになっている。全く別の音楽を流されるこの違和感・・・
負けじと、CDを聞いてみるが、該当箇所、音楽は本物なのだが、歌声がカットされている。よって、幻聴で補うしかない。
すごい、すごいよ、著作権って奴は・・・・


さて、今年の私的ヅカ流行語大賞を以下に

【my 宝塚流行語2015】 
1位 トリデンテ(雪組) 
2位「しゅうさーん」(明日海りお) 
3位 スゴツヨ(宙組) 
4位 みちふう 
5位 ちなまい 
6位 清く正しくセクシーに(紅ゆずる)  
7位 花組シック(明日海りお)

8位 「なにそれ、カセット?」
 


1位 トリデンテ=男役トップ+娘役トップ+男役二番手、の、組の力量と作品の出来を決める大きな組み合わせ。
今年ベスト作品との呼び声も高い「星逢一夜/ラ」での、早霧さんの美・ダンス・情熱、咲妃みゆちゃんの確かな演技力とサポート、望海さんの歌声と役者魂、 その組み合わせの妙につき、「攻撃的トリデンテ」
と演出家の先生が呼んだのが初め。

野球でいうクリーンナップとか、サッカーで言うツートップとか??
男役・娘役のコンビ愛、男役一番手・二番手の並び、などを愛でる習慣は長らくあったものの、三人と言う単位をきちんと言語化した点で、大賞受賞。

他組も、今年はトリデンテが強い!
星組= 北翔さんの実力・安定感、風ちゃんのお転婆感・歌声・恋、紅さんの洒脱さ・ビジュアル
宙組= まあさまの包容力と品性・ちゃらさ、みりおんの硬質な美と歌、真風さんの圧倒的な華とゆるさ
2016も楽しみです。


2位のしゅうさーーん、台湾ベルばら最終カーテンコールでのりおさんの一幕。
アンコールに次ぐアンコールで、何度も幕が開く。
一回目ぐらいまでは、台詞を台湾語で覚えていたのだろう。
ところが、またまた幕が開くと、ありがとう、と言う言葉を台湾語で言った後、ふとつまり、か細い声で、「しゅうさーーーーーん」と通訳の方をそっと呼んだ。
そして、「愛してます」とかそういう、多分、日本語でも伝わったような言葉を一生懸命話す明日海さん。

熱狂する観客。
また閉まる緞帳。
鳴り止まぬ拍手。
そしてまたまた開く緞帳。
両方の目からきらりとクリスタルな涙を流しながら、またもやこっそりと、しゅうさーーーん」と呼ぶ明日海さん。

その風情は、若紫もかくあらんというかなんというか・・・
ブログ村には「俺達の明日海りお」ブログが乱発し、花組ファンが萌え死んだ経緯でした。



4位みちふう・・GRAPH、風ちゃんがあっという間に綺麗になって、完全に恋する乙女状態に。
相性のいいカップルを見るのはほんとにうしあわせ。

5位 紅さんのこの言葉、とても好き。彼女の神対応と懐の深さが話題になったいい年でした

7位 またまた明日海さん。新源氏/メロディアの千秋楽で。
   「(これからしばらく会えなくなるので) 花組シックに気を付けてください。
    そういう時にはスカイステージを見たり、出版物を見たり・・・」


   明日海さん!!  解決策が具体的すぎます!
  さすが元・ヅカオタです。
   昔、望海さんと明日海さんの部屋は、ヅカオタの部屋として、夜な夜ビデオ上演会が行われ、あまり人も近づかなかったというのもさもあらん。

 でも、確かに全員そろった花組を、関東で見れるのはなんと六月なのだ。
 そりゃ花組シックにもなるわい!!!
 


幸せしかなかった一年だった・・・・
素敵な舞台たち、一緒に騒いでくれたヅカ仲間との出会い
ここに辿り着く前、私は一体何をしていたんだろうか・

よいお年を・・・・