脱皮の時 ~スタートラインに祝福を!~ -30ページ目

No.1-5 タイミングと人に導かれて出会った物件

Q.サロン開業にあたり、物件探しは大変でしたか?
そうですね。色んな不動産屋さんにお願いして、色んな物件を見て回りました。



Q.「こういう物件がいい!」という、具体的なイメージはありました?
こんなこんなこんな感じ!っていう具体的なものはなかったですけど…。


でも、ぼんやりとしたイメージはありましたね。アジアっぽい感じでもリゾートっぽい感じでもアットホームな感じでもなく、でも高級感満載な感じでもない…みたいな(笑)、やんわりと優しいイメージ。



Q.実際、どれくらいの物件を見て回られたのですか?
いっぱい見たから、よく覚えてない(笑)。


でも、十数件は実際に見て周りましたよ。不動産屋さんで紙面上で見せていただいたものも合わせたら…かなりの数ですね。



Q.場所は御影、と初めから決めていた?
最初は神戸の中心部の方で考えて、三宮あたりで探していたんです。


でも見て回るうちに、“ボワールリフティング”というものの価値を大事にしたいと感じ始めて。。。


この技術を本当に喜んで下さるお客様の層、ライフスタイル・・・。そんなことを考えるうちに、三宮や元町といった若い感じの街ではなく、もっと落ち着いた雰囲気の上品な場所の方がいいな~と思ったんです。



Q.でも、そこからなぜ“御影”という場所に?  神戸の中心部でも“北野”とか上品な場所はありますよね?
北野でも探して回ったんですよ。だけど、自分のなかでしっくりくる物件には出会えなかったんです。


それで、色んな人に、どこがいいんだろう?って相談していたところ…“御影”という場所の名前が出てきて。そしたら偶然、Akemiさんの知り合いの方が御影界隈の物件に詳しい不動産屋さんを紹介してくれたんです。

この不動産屋さんがすごく親身になって探してくれて。


タイミングもそうなんですけど、私、困ったときに助けてくれる人にほんとに恵まれてるです。それって、すごくありがたいことだって、思いますね。



Q.この物件を見せてもらった瞬間に「ここだ!」と?
そうですね、瞬間的に、というわけではないですが。場所的にも雰囲気的にも「ここだ!」と思いました。


※ガラス張りの1階には美容院とイタリアンレストランがあり、中に入ると程よい大きさの中庭と適度な緑が癒しを演出する、素敵な建物の最上階にサロンがある


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Q.具体的には、何が決め手になったのですか?
たとえば、そこそこの大きさのクローゼットがついていたこと。仕事柄、絶対に必要な洗濯機や冷蔵庫を置ける場所があったこと。あとは、外観も含め立地条件がよかったこと。阪急御影駅から歩いて5分、幹線道路沿いにあって、近隣に目印となるお店があるので説明しやすかったこと…。


そういうの全部ひっくるめて、決め手になったんだと思います。



Q.ちなみに、家賃は予算内で収まったのですか?
自分のなかでの希望として、十万円台で…というのがあり、実質それで収まりました。


ただ、家賃としてはもしかしたら高いのかもしれません。


でも、それは自分の目指すものに対して必要なことだと考えていたので、家賃はそんなに問題にならなかったですね。稲田先生にも契約する前に見ていただいたら、「いいじゃない!」って(笑)。



Q.契約したときは、どんなお気持ちでしたか?
もう、すごい楽しみで仕方なかった!。

周りからは「間に合わないんじゃない?」って言われたりしてたんですけど、「絶対大丈夫! 絶対ちゃんと決めた日にオープンできる!」って。


もちろん、ビジネスとしての不安とかはありましたけど、そういう部分では根拠のない自信みたいなのがありましたね(笑)

No.1-4 エステティシャンとして目指したい未来=サロン開業


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Q.ところで、当初考えていなかったサロン開業を考え始めたのは、なぜ?

なぜなんでしょう(笑)。気づいたら、そう思ってた、という感じなんですけど…。


ただ、スクールに通い始めるうちに思ったんですね。自分のなかで目指しているのは“サロン”だって。


エステティシャンとして始めるのであれば、どこを目指していけるか。とりあえずできる範囲で、という目先のことではなく、先のことを考えてそこに焦点を当てていったら、必然的に“サロンを開く”というカタチに辿り着いた…。そんな感じですね。



Q.いつごろからそう考えるようになったのですか?
う~ん、いつごろなんでしょう…。

最初は、ホントにサロンを出すことなんて考えもしてなかったですからねぇ…。


でも、この時期から考え始めるようになりました、というわけではなく、無意識のうちに、気がつけば、そういう風に思っていた、というか…。自然の流れでそうなっていった感じです。



Q.何かきっかけがあった、というわけでもないのですか?
そうですね。特にこれがきっかけで、っていうのはないんですよね。


ただ、今思えばですけど、病気をしたこと、辞めたい辞めたいと思って仕事を退職したこと、それらが「自分にはこれしかない!」って思わせるきっかけになったのかもしれませんね。



Q.では、スクール卒業時には、独立開業の意思は固まっていた?
そうですね。 というか、物件探してましたから、そのときすでに(笑)。


スクールは8月までだったのですが、8月上旬に、「私の場合は8月に物件を決めるのは良い時期」って聞いて…思わず物件探しを始めてたんです(笑)。



Q.サロン開業を決めたときの正直なお気持ちは?
それは、すごい不安でしたよ~。


自分の技術でお客さまが来てくれるんだろうか?。果たして、商売としてきちんと成り立っていくのだろうか?。そういう想いでいっぱいでしたね。



Q.それでも、開業へと掻き立てられた理由は?
お客さまに喜んでいただきたい、その気持ちですね。


そのために、エステティシャンとして地に足をつけたい、と。
また、そうすることが育ててくださっている稲田先生へ恩をお返しすることかな、と。

そして、前へ進み成長していくことで、色んなアドバイスをくださるAkemiさんへ感謝を伝えていきたいなと。

No.1-3 本当にやりたいことなら、自然と頭に入ってくる!

Q.仕事をしながらスクールに通うのは大変だったのでは?
どうだったんだろう(笑)
でも、 講義は月に4回ぐらいのペースだったし、仕事柄、平日にお
休みを取れるし… 。夏場だったので肉体的にハードではありまし
たけど、でもそんなに。それより、実際に行き始めたらもう楽しく
て楽しくて!


大人になって新しいことを覚えようと思っても、なかなか頭に入っ
てこなかったりするじゃないですか。でも、本当に自分が興味があ
ることや、「やりたい!」って思ってることだと、 不思議と頭に
入ってくるものなんですね。どんどんどんどん、次から次に!


Q.技術を学んでいくなかで苦労したことはなかったですか?
スクールって、講義のなかで完全な状態を教えてくれて、次にくる
ときはすべてを覚えているもの、という前提で進めていくんです。


生徒同士での実践の授業とかもあるんですけど…たとえば、機械を
使っての実践とかってなると順序を覚えるのに必死だから、すべて
を完全には覚えられない。でも、次に行くときは全部覚えてなきゃ
いけないの。そこはちょっと大変だった、かな。


Q.それをクリアするために、何か特別にされたことは?
イメージトレーニング、ですね。
スクールから帰ってくると、実践ができないでしょ? だから、とに
かくイメージトレーニング。だから、電車に乗ってるときなんかは
体が反応して、手が施術のときのカタチになってたり(笑) 無意識
なので、自分で気づいてびっくりしました(笑)。


Q.もしかして…今も?
今はもう体に染みついているので、そういうことはなくなりました
けど。
当時はほんと、そんなことがよくありましたね~。そこにすべての
意識が集中してたんでしょうね。


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No.1-2 出会いが導いた、新たな“やりたい!”

Q.稲田先生との出会いが、気持ちを大きく変えたんですね。
それが一番のきっかけになっていると思います。
ただ、それだけではなく「ボワールリフティング」というもの自体
にとても興味を持ったこともあって、自然と「これをやりたい!」
っていう気持ちになりましたね。


Q.そこからすぐ、エステティシャンになるべく

 動き始めたのですか?
私、お金のこととかよくわからないんで(笑)、知り合いに頼んで、
どれぐらい費用がかかるのかといった簡単な見積もりを出してもら
ったんです。そしたら! すごい金額で…。
もちろん、スクールに通ったりとかそういったものも含めて、なん
ですけど…でもそれを見た瞬間、怖くなっちゃって(笑) どうしよ
う?って、ちょっと引いてしまいました。


Q.躊躇いながらも踏み出すに至ったのには、
 何かきっかけがあったのでしょうか?
エステの仕事が私の持っている資質にぴったりはまっている、とい
う励ましと、稲田先生からかけていただいた数々のお言葉、それに
背中を押されましたね。
この時点では、自分でサロンを開く、とかいうことまでは考えてな
かったんですが、とりあえずスクールに行ってみよう!と。


Q.そのときお仕事は…?
まだしてましたよ。退職したのも、サロンオープンの数日前でした
から(笑)。でも、この時点で辞めるという意志は会社に伝えては
いました。


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No.1-1 アパレル業界からエステ業界へ

●アパレル業界を去ったのは

 若くして店長になったことの歪み


Q.このサロンをされる前は、どんなお仕事をされていたんですか?
あるファッションブランドの販売員をしてました。

服飾の専門学校に行ってたんですが、卒業後の進路としてデザイナーやパタンナーを希望しても、2年間勉強しただけではどこも雇ってくれないんです。まずは販売員、という流れがあったので…。

それなら自分の好きなブランドがいいな、と。



Q.販売員としてのお仕事はいかがでしたか?

仕事はすごく魅力的でしたよ。入社当時から、3年で店長になりたいって思ってました。今考えたら、すごい生意気ですよね(笑)。


でも、3年目に本当に店長になって…楽しかったですね。組織のなかだから土台も築かれてるし、今までやってなかったことをひとつずつやっていけば、数字(売上)を上げることはそんなに難しいことではありませんでしたから。


だけど、 店長になって2~3年目あたりから、 そういったことすべてをやり尽くしサービスも飽和状態、数字を上げ続けることも難しくなり、何をしたらいいのかがわからなくなってきて…少し大変さを感じるようにはなりました。それでも毎日がとにかく楽しくて仕方なかったですね。



Q.それだけ楽しいと感じられていたお仕事なのに、

 なぜ辞めようと思われたのですか?

色んな要因で体調を崩し、婦人科系の病気を患ってしまったんです。でも、一番根本的な理由は、自分の“あら”が見えてしまったから、だと思います。


23~30歳まで店長として働いてきましたが、若くして店長になっていた私には、指導してくれる人が誰もいませんでした。だから、結婚や離婚で店舗を変わった際、力のある素晴らしい店長さんたちに出会い、自分の“あら”が見えてきて…。


すごく悩みましたね。 仕事は嫌じゃないけど、なんでこんなにできないんだろう? 私は何をやってるんだろう? って。そう思い始めたら、数字は上がらないし、体調もおかしくなってくるし、完全に負のスパイラルにはまり込んでしまって…。


このころからずっと周りにも、辞めたい辞めたい、と言ってました。



Q.でも、そこからどうしてエステティシャンに?

心身ともにボロボロで「辞めたい、辞めたい」と言ってるのを見て、Akemiさんが 稲田由美先生を紹介してくれたんです。
          (※稲田由美:ボワールリフティングの開発者



Q.稲田先生と会って エステシャンになりたいと?

初めは「え~? エステ?」って感じで、なんとなく会いに行った感じでした。自分のなかで考えてもなかった分野なので、正直、不思議でしたね。でも 帰りの新幹線の中では もうすっかりやる気になってました。


後で分かったんですけど、私に言う前に、私のポテンシャルをしっかり見極めてのことだったようです。



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