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11月15日 日曜日。はれ。


ゆうべ、寝る間際になって少し頭が重かったのが
起きたら治っていて、気分がよい。


車通りの多い道を歩いても、
それほど気が滅入らない。

どんどん歩く。

まわりの風景がなんかきらきらしてて、
鏡に映った風景まできらきらしてて、

鏡って不思議だ、とあらためて思う。

 
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11月14日 土曜日。くもり。


肌がかゆい。ちくちくする。


スーパーの入口ですれ違った人が
一瞬、友子さんのような気がして
振り返ったのだけど、もう女の人はいなかった。

わたしは友子さんの顔すら覚えていないのに、
なぜかその人が友子さんではないかと思ったのだ。


夜は音楽を聴く。
ずっと聴く。

わたしがはじめてこの部屋に来たときは
暑かったなー、と思い出す。

 
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11月13日 金曜日。くもりのちあめ。


変な形をした建物だなあ、と思って立ち止まる。

「やっぱり気になりますか、この建物」

え?

男の人に急に話しかけられたので驚く。

「わたしもね、気になってたんですよ」

はあ。

「たとえばですよ、」

え?たとえば?

「いやまあ、聞いてください。たとえば、この建物の前の1平方メートルがあなたのものになったとしますよね」

え?え?

「そうしたら、何に使いますか?」

え?何に?え?

「さっきからそれを考えてるんです。何ができるかなあ、て」


何を言っているかわからないけれど、男の人はすごく真剣そうだ。

「あ、すみません、突然」

いえ。

男の人は申し訳なさそうにして、
どこかに行ってしまった。

あ、あの人、つくりものの蟹をじっと見てた人だ。
 
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11月12日 木曜日。くもり。


とまっている餓を見ると、
どうしたらいいのか分からなくなる。


そんな感じで、

どうしたらいいのか分からなくなることが
わたしには多過ぎる気がする。


 
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11月11日 水曜日。あめのちくもり。


手の平のマッサージを受ける。


「呼吸器と口内」「仙骨」「頭」「膀胱」
の部分が、特に痛かった。