心の豊かさ
7月22日(水) 晴れ→くもり→18時ころスコール天気が変わりやすい SiemReap@カンボジア
雨は日本と比べすぐにやむことが多い
今日は朝からシェムリアップ市街にある
日本人が音楽を教えているワットボー小学校に行った
学校の敷地に入るとかわいい子供たちが
「ハロー、ハロー」と言って外国人の僕たちに話しかけてくれる
笑顔が本当に素敵なとてもいい子達
13時に音楽の授業が始まるとのことなので、
それまで子供と戯れたりなんやかんやして過ごす
13時になり授業が始まった
最初はカンボジアの音楽を演奏する
4~6年生の選抜された50人による音楽隊だ
男の子も女の子も本当に嬉しそうに楽しそうに演奏する
やらされているのではなく、自分で選び意欲を持ち一生懸命な子達だからなのだろう
涙そうそうやジングルベルの演奏を聴いて涙が溢れてきた
勝手に感傷的な気持ちになってしまった
僕は小さいときから
「生きるってなんだろう」
「人生ってなに」
「なにが幸せか」
ということを延々と考えてきた
大学に入った時に、1つの答えは見つかった
「人生とは生きること」
生きてみなければわからないのだ
死ぬ時に悟るのではないかなと今では思う
ずっと考えてきても答えは実にシンプルなものだった
「今を生きる」
言葉ではたやすく表現できる
誰であろうがどこにいようがいくらでも言うことは出来る
ただこれを体現することは容易ではない
普通の人間はストイックに1つのことを追及することはできないだろう
だが、田中さんは今を生きている。精一杯に
その姿勢からはイチローの姿が浮かび上がった
田中さんは生活そのものが人生になっている。生きている
楽器などあるはずもなく、文字通り何もないところから取り組みは始まった。
ゼロですらない。マイナスからのスタートだ。
元々この地には伝統的なカンボジアの歌があり、曲に合わせてみな好きに踊る。
リズムと言う概念がないのだ。
「手拍子が普通にできるなんて日本人はやっぱり凄いですよ」
田中さんは笑いながらそう話す。
朝生徒たちのお出迎えで5時に起き、演奏の指導をし
夕方生徒と共に家に帰り、ご飯を作り、
高校生が鉄琴の教えを受けに家に来て、23時頃解散し、寝る
毎日がこのような繰り返し
田中さんの目はキラッキラしている
僕はここまで輝いた目をしている人に会ったことがなかった
世間で偉いと言われている様々な人たち(政治家や財界人など)の話を大学の講義で聞いたが、
田中さんのような澄んだ綺麗な目をしている人は一人もいなかった
話を聞き終わり、市場に買い物に行くということなので一緒に連れていってもらう
3けつはしたことがなかったので楽しかった
ふらふらしながら運転してくれたクメール人の先生には申し訳なかったけどw
道行く人が「ちぃ!」と言って彼女に話しかける
ちぃさんが市場の八百屋で野菜を買うと、
「これも持ってきな」とねぎや他の野菜を店員の女性が袋に詰めていた
彼女が2年の任期を終え、日本に戻る時期になると
生徒の保護者・親戚・地域の人合わせて10000人の署名が集まった
この地区の誰もがちぃさんを愛しているのだ
僕はどうしても原動力を聞きたかった
見知らぬ土地でたった一人の日本人先生として何が彼女を奮い立たせるのか。
「人々が必要としてくれる。あったかさに包まれて過ごしている」
怪我をして一時帰国を余儀なくされ、カンボジアに戻ってきたとき、
校門で音楽隊が出迎えてくれた
全校生徒5000人から一人ずつ花束を渡された
持ちきれなくなった花はリヤカー一杯になったという
「やりたいことをやり尽くしたい。私は頑固なんです」
大学を卒業し、教員免許も取得したが先生にはならなかった。
1年間留学し、アメリカで英語を学んだ。
英語の教員が英語を話せないことに疑問を感じたからだ。
「小学校と中学校の教員は死ぬほど楽しかった」
教員という職業は彼女の転職なのであろう
「小学生のときから先生が好きじゃなかった。
自分ならこうするのにとかそういうことばかり考えていた」
ちぃさんは父親が教員で、家で父から聞く話は彼女の学校生活とはまったく違った。
「歴史を教える授業のときに、違和感を覚えた。
自分が知らないことを子供たちに教えられるわけがない」
彼女はこうして青年海外協力隊に応募して2次まである試験をパスした。
彼女の華奢な体には、情熱というとてつもないパワーが秘められている
カンボジアの太陽だと僕は思った
東洋のマザー・テレサと僕は名付け、勝手にそう呼ぶことにした笑
道は違うけれど、1つの大きな大きな目標ができた
ライブ、LIVE、live
life
限られた生を謳歌する。
今日学んだこと
人間は何にでもなれる。何でも出来る。いい意味でも悪い意味でも。
※まだ全然聞いたことが書けてないし、まとまってもないのでまた今度記事におこしてみようと思います。連載風にするかもです。興味があったら読んでみてください。
田中千草さん本当にありがとうございました!
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