トイレ介助 突如の不穏勃発 | いつもお世話になっております。

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パーキンソンの夫との日常、あれこれ。

昨日、ボクシングはご機嫌さんで終わり、

家に帰ってきて、ご飯。

 

夕ご飯はパスタ。

王様はよくわからんが「お寿司」と思い込んでたらしく

「なんで! お寿司は!? プンプンDASH!」と怒ってしまった。

でも、しばらく放置して、温めなおして

「食べる?」と訊くと「食べる・・・キョロキョロ

 

お給料日直前。ボクシングの年会費も払ったからね。

無理なんだよ。

 

そこから、

「トイレにいきたい」というので、

おトイレに行き、立ってもらって、

便座への着座までを介助してるとこで、

 

突然 手を振り払い、

「やったね。プンプン

 

はい。モノ盗られ妄想 勃発。ドクロメラメラ

 

そもそも、脇の下を抱えてて、

ズボンのポケット周りは触れてないと言うても

その時はもう、ダメ。

「返して。プンプン

 

あんまりむかついたので、

その場、トイレにいるままで

まっぱになってやったよ。

ムキーむかっ

 

叱ってもしばらくは、

「盗ったプンプン」の決めつけは止まなかったけど。

 

コンコンと まっぱのままで(笑) 諭す。

 

介助で王様の安全のために腰回りを支えて持つのは必要。

 

その中で「盗られた」「盗られるかも」と不安に思うのは

止められないのかもしれない。

 

でも「盗った」とこうやって暴れる限り、介助できない。

だれにも助けてもらえない。

 

介助してくれる人は人間で、

同じこと王様が言われたら、どうよ。

 

そもそも、ここは日本。

数千円盗って、仕事も信用も失うようなこと、

誰もしないでしょ。


「盗られた!」って思っても、ちょっと考えて

確認しないと。


しばらくしたら、、、頭冷えたのか、ショボーン汗

こちらの指示通りに動いてくれるようになった。

 

不安に思っても、脳内で訂正がうまく働かないので

思い込みや妄想になってしまう。

それは、王様にコントロールできないのだと思う。

 

でも、上手に表に出す方法をしていかないと、

誰かと気持ちよくすごせない。

 

身に付けれない? そんなことも無いと思う。

ボクシングの入り口で車に乗降するときはコーチたちが

手伝ってくれる。

当然、ポケット周りをサポートのためにさわることもある。

コーチたちも気づいてるので、触り方を工夫してくれてるのもあるが

「やめろ!」とか「盗ったな!」とかは、一切出さずにいる。

訪問リハビリのときもそうだ。

 

コーチたち、療法士さんへの信頼が厚いのが一番で

家族ではない他人だから、全部そのまま出したらマズイと

思って、考えてるとも思う。

 

王様はぼっち時間はダメで、基本他者の中で触れ合い、

交流することが大好き。

パーキンソンで、これからも介助してもらうことは絶対にある。

被害妄想ピリピリをゼロにはできない。

 

被害妄想との付き合い方が大事な事だと思う。