王様のモノ盗られ(モノ盗られるかも)妄想は、
日常的なものとなってる。
介助で、ズボンを脱ぎはきすることをすれば
「返して?」「盗ったの、返して。
」
「盗ってへんし。」
言っても無駄。
王様の頭の中で
ズボンのポケットあたりに手が行けば
確実に
盗られてる。
王様のズボンには、
財布、お金、一切何も入れていない。
車椅子で座って移動してると
ポケットから知らないうちに
外に出て、落としたことに気づけないから、
お財布も何もかも、鞄にいれてる。
でも、これまで長らく、
ポケットに財布、お金を仕舞って
やってきた習慣と、海外生活の経験で
ポケットあたりに手がある=スリ
の図式で、確実な事実として
王様は認識してしまう。
3年くらい前に警察呼んですったもんだした時
来てくれたおまわりさんが
「施設は?
家で看てくの、大変やで。
うちも、モノ盗られたとか言われて、
腹立つし。大変やった。」と
話をしてくれた。
モノ盗られ妄想、ほんとに大変。
関係がズタズタになる。
これが、ドパコール服用の副作用からきてて
薬の飲みかたで改善するなら、してほしい。
切実に思う。
モノ盗られ妄想も、きつい時、そうでもない時の
差があって、きつくなる時は、何かお金の心配や
支払いの話が出てる時。
お金払う = お金 なくなる から
いろんな不安が渦巻くらしい。
もう、かんべんして?
王様なりに、好きでそうなってるわけじゃないんだろうけど、
クッソ忙しい時に
お金盗った、盗ってない
のやり取りで、
お互いに時間も精神力も使うのが
ばかばかしい事この上ない。
しまった。
パーキンソンの先生に相談すればよかった・・・・