トルコの大地震は大変痛ましいです。
が、私としては₤への影響が気になって仕方ない。
地震前、1トルコリラは6.80円前後まで下がったが地震後にもかかわらずなぜか6.95円前後を維持している。
気休めに過ぎず今後の下振れは確実だろう。
地震前にエルドアン大統領は選挙を5月14日に前倒しすると発表していたがばら撒き人気が維持できるうちにという計算らしかった。
ところが、この地震の余波が収まらぬうちにともなってしまったのでは?
気になる対立候補は野党連合が候補を出すようだけど顔になるような人物がいないという。
1番擁立できる人物を逮捕して選挙権を剥奪したというからやはりエルドアンは独裁だろう。
メディアにも自身の称賛しか流させないらしい。
しかし野党連合と与党エルドアンと支持は拮抗してるので形式選挙ですまない可能性が高い。
私としては反エルドアンデモが国内で起こり政権転覆の流れを期待する。
野党の公約は議会制民主主義の履行、つまり独裁排除だ。
これは中央銀行の独立性も意味するので高インフレに利上げという当たり前の政策を取りリラ高がドーンと進むのである。
しかし、今回の地震には戦争中のロシアやウクライナまでもが支援してきた。
シリアとも渡り合い、ノルウェーのNATO加盟にはNOを突きつける。
外交としてその存在はかなり有能なのは解る。
トルコ国民もカリスマ性を持つ指導者を好む気質はあるかもしれない。
だが、ただでさえ選挙は割れるとの見方だったのが地震でエルドアン再選に赤信号が点滅したのは確かだ。
75万トルコリラを所有する私としてはやはりエルドアンには退場して欲しい
被災地で今だに生き埋めになってる人がいるのにトルコリラの心配する奴なんか氏ねばいいのにね