苦しみ 悲しみの乗り越え方(ミニラ編)-① | Passion 

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passion8  【すばらしい人生】

以前に『苦しみ悲しみの乗り越え方』を書きましたが
そのpart2を 書いてみました
ガネーシャ風に書こうって思ったんですが
ありきたりなので 
ミニラ風に書いてみました(あんまり変わんないけど・・・)

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「あー なんで こんなんなんやろ
 なんでこんな 嫌なことばっかりあるんやろ・・・・
 こんな歳になっても 嫌なことはなくなれへん
 この世の中には やっぱり神様なんか居てへんのやろうな・・・」

僕は子供の頃よく遊んだ河川敷に腰を下ろし
ぼんやり川を眺めてた

「あの頃はよかったな 七夕の頃  この川に
 短冊のついた笹   友達と一緒に流したよな」

川に架けられた陸橋に電車が走ってる
公園はあの頃と変わらず 飛行機の滑り台 トラやゾウの乗り物
ほんと 40年前の あの頃のままだった
そこから歩いて10分位のところに当時住んでた家がある
5件並びの平屋建て 真ん中が僕の家だった

「この前の道は地道だったけど
 それ以外は ぜんぜん変わってないよな・・・」

近くの商店街も あの頃のままだ
ヤマザキパンのおばちゃん 資生堂のおねえちゃん
八百屋のおっちゃん みんな相当 歳をとってたが健在だった

僕は嫌なことがあると なぜかここに来る
子供の頃過ごしたこの場所がとても懐かしい
近所のおばちゃんは とても優しく 家族のようだった
毎日が楽しく 僕は今よりずっと純粋で なにかしら夢もあった

いつからだろう 
みんな大人になって こころ が変わってしまった
あの 子供の頃の純粋な気持ち
なんとなく楽しい気持ち
夢はなくなってしまったのだろうか・・・・

「いや違う 
 ハートの奥底には みんな やさしいハートがあるんや
 今の世の中が悪いんや・・・・」

時間が さかのぼり あの頃のなつかしい風が吹く
ここちいい やさしい風
何回この場所に来ただろうか
嫌なことがあった時 寂しいときには 決まってこの場所に来てた

「もう帰ろうか・・・・
 また来るな・・・」

過去の にこやかだった自分に別れを告げ僕は車を走らせた

しばらくすると にわかに空が灰色に染まり
ぽつり ぽつりと雨が降りだし
またたく間に 土砂降りになった

““ピカッ ドーーーン””
すごい音の雷が鳴った!!

「ひぇー もうちょっと遅かったら えらいことになってたわ
 あー よかった」

さっきまでのシリアスだった僕はどこかに飛んでしまい
大阪弁まるだしの いつものオヤジになってた

その時  何かしら気配を感じ
ふと助手席を見ると 大きなぬいぐるみが置いてある

「なんや!!?
 こんなん 置いた覚えないで!!!」

すると ぬいぐるみがこっちを向いて話しかけてきた

「久しぶりやなー」

「おぉおおー!!!!!!」

おもわず急ブレーキをかけた!!
その ぬいぐるみは吹っ飛んでダッシュボードに激突した

「痛いなー! 何すんねん」

ぬいぐるみは助手席の下にしゃがみこんで頭を押さえてる
僕は高鳴る心臓を押さえ できるだけ冷静にたずねた

「誰ですか?」

「ワシや」

「ワシって 誰のことですか?」

「おまえ もー忘れたんかいな ミニラや」

「ミニラって?」

「おまえ ミニラ言うてもまだわからんのか!
 たのむで ほんまー 
 ゴジラの息子のミニラや」

「あっ」

そういえば このぬいぐるみゴジラの息子のミニラにそっくりや!
子供の頃 映画館で見たミニラや!
僕はミニラが気に入って 
ミニラのおもちゃを買ってもらったのを思い出した
僕は またまた冷静に質問した

「ミニラさんということはわかりました
 でもミニラさんが何故 僕の車に乗ってるんですか?」

「何言うてんねん 
 ちみが毎晩 助けてください 助けてください言うから
 わざわざ来たってんやで
 ほんま たのむわー」

そういえば 僕は毎晩 助けてくださいって神様にお祈りしてる

「ということは 神様ですか?」

「ちがうわ! 見たらわかるやろミニラや
 一応 神の使いとして あちらから来たけどミニラはミニラや
 おみゃ~が ひつこいほど うるさいから神さんに頼まれたんや」

神様に頼まれたって ほんまかいな
この外見からして実に怪しい 

「ちょっと 質問なんですけど 先程 久しぶりやなーって言ったのは 
 僕が子供の頃に遊んでた おもちゃ
 あなたは そのおもちゃのミニラさんですか?」

「そうや」

「なにか 僕との思い出話とかありますか?」

「おみゃ~ おいらを疑ってるんか!
 まぁ ええか 誰でも疑うかもなー
 そうやなー kaiちゃん 僕のシッポはずして
 僕の中に 生きたコオロギ入れて 振り回して遊んでたねー
 ほんまあの時は 気持ち悪かったわー
 それから 僕のシッポ何回も踏んで(おかしいな火で~へん)
 とか言うてたよね あの時は痛かったんよ」

そうだ ほんとにその記憶は鮮明に覚えてる
ほんとに 僕の子供の頃のミニラだ

「今回 僕に合いに来てくれたって事は
 僕の悩みを解消しに来てくれたんですね!!」

「そうや まぁ kaiの努力も必要やけどな
 今より ずっとましになるやろ」

「ほんとですか! ありがとうございます!」

ほんまか!! ほんま この苦しみがなくなるんか!!
めっちゃ うれしい!!
僕はミニラにハグしたい衝動に駆られた
とかなんとか言ってるうちに自宅の駐車場についた
ミニラを人に見られたらヤバイので
車に積んであった雨カッパをミニラに着せて
土砂降りの中 ミニラの手を引っ張っていった
カッパをかぶったミニラは 
まるで自転車のかごに乗って逃走してた ETのようだった

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みなさんはゴジラの息子のミニラを知ってますか?
もし 知らなかったり 知ってたけど忘れかけてる人は
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