ランシドで「Time Bomb」
カリフォルニア州アルバニーの労働階級集落で少年時代を共に過ごしたティム・アームストロングとマット・フリーマンは1987年、Operation Ivyを結成した。
サンフランシスコはイースト・ベイにあるパンク・シーンのメッカ、ギルマン・ストリートでシーンの要として活躍したが、あまりにも有名になりすぎて、ティムが「俺はポップ・スターになんかなりたくない。」と言い、Operation Ivyは、わずか3年で解散してしまった。
目標を失ってしまい、しばらくアルコールとドラッグに溺れていたティムは、一時はホームレスにまで転落する。
だが、共にOperation Ivyを結成した親友のマット・フリーマンや、アメリカン・グラフィティー・タトゥーのエリック・ホーガンの助けにより、何とか立ち直る。
その後、Dance Hall Crashersを経て、ドラマーにブレット・リードを加え、3人で「RANCID」を結成する。
しかし後に、ティムをどん底から救った、アメリカン・グラフィティー・タトゥーのエリック・ホーガンは亡くなってしまう。
そんなエリック・ホーガンのために作られた曲が、RANCIDの代表的なスカ・ナンバー、「Time Bomb」だった。
サビの哀愁漂うメロディーが印象的で、
一度聴くと不思議とメロディーが頭から離れなくなるだろう。
訳してみたので歌詞載せます。
(和訳)
もしやる気があるなら行動を起こしたらいい
そいつはただの推測する能力
生と死と物語 そいつらはみんな真実さ
いい人生を送る秘訣はやめ時を知ることだ
黒いコート 白い靴 黒い帽子 キャデラック
ヤツは時限爆弾
やつらに殺されかけた底にヤツは戻る
でもヤツは不死身の猫より強いんだ
若さ 権力のある場所
最初におまえが学ぶことはこの世界では一人でやってくしかないってことさ
黒いコート 白い靴 黒い帽子 キャデラック
ヤツは時限爆弾
今ヤツは自由を手に入れた
前に進むしかない 車だって持ってる
21歳でもヤツはバーにも行かないんだ
ポケベルが鳴ってヤツは深く考え込む
黒いコート 白い靴 黒い帽子 キャデラック
ヤツは時限爆弾
ヤツの目の下に刻まれたタトゥーが涙を呼ぶ
ヤツの母親は泣き ヤツには死ぬ勇気があるってわかってる
ヤツはキャデラックの中にいて
真夜中なのにサンルーフが開いている
3回の銃声が鳴り響き 英雄は死んで
新しいキングが王座についた
黒いコート 白い靴 黒い帽子 キャデラック
ヤツは時限爆弾
時限爆弾
アルバム
「...And Out Come The Wolves」より
Rancid 『Time Bomb』