「腸をリセットする簡単レシピ」江田証先生より

 

低FODMAP食事法でお腹の不調を減らす!

スーパー善玉菌である「酪酸菌」を増やせば、腸内環境が整って健康になれる!

低FODMAP食事法について紹介されている一冊。

 

FODMAPとは?

F : Fermentable 発酵性の(以下4つの糖質)
O : Oligosaccharides オリゴ糖

・フルクタン▶小麦、玉ねぎ、にんにく、柿、桃など

・ガラクトオリゴ糖▶豆類(大豆、ひよこ豆など)

D : Disaccharides 二糖類

・乳糖(ラクトース)▶乳製品

M : Monosaccharides 単糖類

・果糖(フルクトース)▶はちみつ、りんご、すいか、アスパラなど

A : And

P : Plypls ポリオール(糖アルコール)

・ソルビトール▶とうもろこし、ちんごなど

・マンニトール▶しいたけ、さつまいも、カリフラワー、さやえんどうなど

・キシリトールなど

 

FODMAPの特徴

①小腸で吸収されにくい

接種しすぎると小腸内の糖質の濃度が上昇。その濃度を下げるために大量の水が血管から小腸に引き込まれ、腸の蠕動運動が花瓶になり、下痢や腹痛を引き起こす。

②腸内で発酵してガスを発生

大腸や小腸にいる腸内細菌のエサになって発酵し、ガスを発生させる。腸内にガスがたまり、お腹のハリ、痛み、便秘や下痢を引き起こす。

 

だから、低FODMAP食事法が勧められている。

それとともに、大腸機能を正常化させるために酪酸が重要とのこと。

 

スーパー善玉菌:酪酸菌

酪酸菌は代謝や免疫、メンタルなどの働きをサポートする短鎖脂肪酸の一種。

だから、腸の状態、便秘のときに、メンタルが弱りがち・・・ということを実体験からも感じる。

しかも、酪酸は免疫力のアップ、糖尿病発症の抑制、自己免疫疾患やアレルギー疾患の抑制、がんの抑制、筋力アップ、うつ症状の改善の効果があるらしい。

酪酸菌を増やす食べ物はたくさん

野菜類:ほうれん草、ブロッコリー、オクラ、ピーマン、かぼちゃ、トマト、大根、にんじん、れんこん、ながいも、ごぼう、きのこ類など

海藻類:わかめ、ひじき、海苔、昆布など

果物:バナナ、りんご、アボカド、プルーンなど

穀類:玄米、白米、もち麦、ライ麦など

 

あとは、この本に掲載されているレシピを正しく実践していくのみ。

 

この本は根拠がわかりやすく説明されていて、試してみたいと思わされた。

最初に読んだのは10月。

でも、当時術後は易消化食を作っていて実践しづらかった。考えることが多すぎてギブアップした。その後、ケモが始まって副作用に悩まされて、忘れがちだった。

 

思い出した今こそ、低FODMAP食を実践するタイミングな気がする。