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生きているあいだにやりたい100のリスト

旅の記録を気楽にのんびり更新します。

2017年12月。
念願のメキシコ、カンクンへ。
本当は10月にメキシコシティ周辺とカンクンをまわる予定だったのだけど地震に怖じ気づいて年末に変更かつメキシコシティ周辺探索は割愛。
カンクン否プラヤデルカルメンでのセノーテ訪問とコスメル島ダイビングに行くこととした。

今回は奮発してANA。長時間の飛行なので外資系ではなく全日空にしてみた。
感想:特にどうってことなかった。ご飯も後列席では選択肢もなくお世辞にも美味しいとは言えないものだった。

メキシコシティ乗り換えでカンクンまで15時間。
辛い。最近は近場しか行ってなかったので長時間の飛行がかなり辛かった。身体へのダメージが。

カンクン空港19時着。
ADOバスにのってプラヤデルカルメンへ。
1時間半ほどでプラヤデルカルメンのバスステーションに着く。すでに21時をまわっているが中規模リゾートは夜中までキラキラらしい。まったく危険は感じない。
すぐとなりのタクシー乗り場でホテルまでいくらかときくと法外な値段をふっかけてくる。
プラヤデルカルメン市内なら20ペソのはず。150てなんだよ。
大通りまで歩いてタクシーを拾う。交渉して70ペソ。歩いて20分の距離なのに。渋々乗る。

booking.comで予約したcasa nicolas。繁華街まで徒歩20分。近くの大型スーパーまで10分。
利便性はさほど良くないが1泊70ドルと強気。
クリスマス休暇だから仕方ない。どこも通常の3倍。
このホテル水が全然出ない上に排水がされず最悪だった。
これで70ドルってぼったくり。
次の日グランセノーテ行きのバスの中で偶然会った日本人3人組は安宿に泊まっているがシャワーの圧も排水も問題ないと言っていた、、。

ちなみにミネラルウォーターのボトルさえおいでなかった、、。
パラオのwifi環境はお世辞にも良いとは言えない。プランテーションリゾートも無料wifiとうたっているが酷いものだ。

メイン通りにcoffee@beaneryという店があるのだがここのwifiは早い。
コーヒーは3.75ドルから。
WCTCの斜め向かいにある。
スリヨタイの向かい。
ちなみにスリヨタイも値段があがっていた。。もう何も言うまい。。

どうしてもwifi
が使いたい人にはおすすめ。
3年ぶりのパラオは随分と変わっていた。
中国人の多さよ!
アシアナなのに飛行機の中から中国人だらけ。

空港のチェックも様変わり。
前はスーツケースを空けて中までチェックなんてことはなかった。
が、今回は一人一人スーツケースを開けさせては中身をチェックする。
私は小さなスーツケースかつ英語が話せたからかチェックされることなくスルー。

パラオプランテーションリゾートは日本人御用達のため中国人観光客は見かけなかったが、ブルーマリンが併設されているロイヤルリゾートは中国人宿泊客でいっぱい!
ここは中国か!と思うほど。
そしてWCTCショッピングセンターも然り。。。

半年に1回パラオにきているダイバーの方によるとこれでも中国人観光客はだいぶ減ったとのこと。
一時は本当にもの凄かったらしい。
そう言えば新聞で、「パラオ政府、中国からの直行便を減らす」というニュースを去年か一昨年あたり目にした。
マナーの問題だそう。

で、結局物価はものすごい上がってた。特にレストラン。ホテルについてはこれまたダイバーさんが年々上がってると言っていた。
値段が上がっても中国人が来なくなることはないからどんどん物価があがっているらしい。

コモドも同様。
ダイビング料金がどんどんあがっている。
ゴールデンウイークにコモドに行こうかとおもったらまたダイビング料金が上がってた。。
去年行ったとき、観光客がかなり増えたと聞いたがもしかしたら中国人観光客がさらに増えたのかもしれない。

中国人でも何人でもマナーさえ守ってくれれれば私は特に気にしない。海にゴミを捨てたり、大声で騒いだり、行く手を塞いだりさえしなければ。
でも物価があがるのは痛い。。パラオはホテルもレストランも高すぎる。

今度行くときはWCTC隣のヤノローカルフードで総菜を買って済ませよう。
炒飯が4ドル弱で買える。プランテーションリゾートだと12ドル。。プランテーションリゾートに宿泊の男子2人組もヤノローカルフードで食糧を調達していた模様。しかし部屋に電子レンジはない。。

パラオもダイバーには厳しい環境になりつつある。。






ロングアイランドツアーへの参加は2度目。
パラダイスというスノーケリングポイントにもう一度行きたくて参加。
ジェリーフィッシュレイクはクラゲの数が激減したため休止中らしい。

さて、またまたインパックツアーに申し込む。Web割引で76ドル。50ドルの許可証は初日に購入済み。
パラオでは遊ぶエリアごとにパーミットの購入が必要。世界遺産はどこも同じ。
高いけど環境保護が徹底されるのならよい。
コモドなんて高い許可証払っても海はゴミだらけだ。政府が腐敗してる典型例。

1カ所目はパラダイス。
珊瑚がきれい。魚も多い。ナポレオンもいる。でも、、。物足りない。
このレベルならもう見慣れてしまった。
でも素潜りは大好き。
だいぶ上達した。

2カ所目はドリフトスノーケリング。
うーん。濁ってる。とっても濁ってる。。
なんか微妙。

そして3カ所目。ポイント名忘れた。
濁ってる。。でも珊瑚はきれい。
ぜんぜん潜り足りないんだけど時間切れと言われる。現地パラオ人スタッフは早く帰りたい模様。
なんか前回よりサービス悪いぞインパック。別の会社にのりかえようかしら。

別のツアーに参加した同じホテルに宿泊していた姉妹はサウスロックアイランドツアーとカヤンゲルを絶賛していた。

今度はわたしもカヤンゲルに参加してみたい。

ランチは無人島で。


インパックのオフィスにいるインコ。3年前もいた。とくに喋るわけではない。




2日目。
耳と歯に不安を覚える。
1本目でダメだったら2本目はやめよう。

1本目。ニュードロップオフ。
このポイントも楽しい。珊瑚がきれいで群れもあって魚の種類も豊富。流れが緩くのんびりゆったり。

エアギリギリまで潜れるのもグッド。
レベル分けをしっかりしてくれるのでベテランのリピー ターさんグループに入った 私はかなり楽しめた。
どこにいってもだいたい他の人のエア消費が早くてエアギリギリまで潜れることはない。

今回一緒にご一緒させていただいた方々は経験本数数百本のベテラン勢。皆様マナーもよくほんとうに日本人って偉いと思う。
ガイドさんもたぶん楽だと思う。

モルディブでとんでもダイバーを毎日追いかけては注意していた日々は何だったんだろう。残圧30まで申告しないおばかさんやデコダイブで安全停止30分とかここではありえない。
心から楽しめる気楽さよ。

2本目は再び前日に続きブルーコーナー。
今日は潮の流れが強かった。強かった割に昨日ほど大物は出 ず。そういう日もある。

今回ダイビングは2日だけの4ダイブだったが十分満足できた。今度は別のポイントも潜ってみたい。

コモドも凄いがパラオも凄い。コモドの方
がカラフルな魚が多く種類も多い。また珊瑚がカラフルで活き活きしているように感じる。あと巨大マンタやナポレオンも多い。
ワイドの群れだとやっぱりパラオのほうが迫力満点。勿論ポイントによって印象も違うだろう。

またコモドに行きたくなってきた。遠いけど安いコモド。近いけ ど高いパラオ。悩むところ。。

2日目は意識的に耳抜きをしたので耳も痛くならず、歯も大丈夫だった。詰め物が膨張して固まったのだろうか。

とりあえず全ダイブ楽しめたのが何より。
1本の価値が高いダイブショップなので満足度が高い。
パラオの物価がもうちょっと安ければ言うことないんだけど。

今回の旅行の目的はブルーコーナー。前回はまだダイビング初級者でドリフトダイビングも初めてだったし不安と恐怖で堪能できなかったのだ。それでも潮の流れの速さとワイドがもの凄いという印象だけは強く残った。

あれからモルディブやコモドの海を何度も潜り激流にも慣れたし大物の大群や捕食も見た。それでもやはりブルーコーナーはすごい!と思うのか経験を積んだ今どうしてもブルーコーナーにもう一度潜ってみたいのだ。

さて、今回もブルーマリンを利用。年配のリピーターさんが多いので落ち着いた雰囲気が気に入っている。前回の時は欧米人のダイバーも結構みかけたが今回は日本人のみだった。ダイビングショップの環境も変わりつつあるのかもしれない。            

さて初日からリクエスト通りブルーコーナーへ。
潮の流れがとっても緩やか。
でもやっぱり海の中はすごかった。大物の群れがあちこちに!バラクーダのトルネードも凄い。やっぱり迫力あるなあ、パラオ。2本目もブルーコーナー。何度潜っても飽きない。

が、ダイビング後に耳の痛みと歯の治療した部分の痛みで悶絶。
耳の痛みは耳抜きがちゃんとできてなかったよう。。歯の痛みは詰め物と歯の間に少しでも隙間があるとそこが膨張して神経を圧迫するらしい。かなり痛い。。
結局夜まで痛みがとれなかったが、時間とともに少しずつよくなり翌日には治った。
が、不安は残る。。


リゾート。いや、リゾートではないな。
過度な期待は禁物。
小さなジャングルホテル。
ダイビング機材を干すドライルームや混浴ジャグジーがある。
プールもあるけど雨ざらしでなんか水が汚い。
プレミアムキャビンという一番下のグレードの部屋だけど快適。
毎日掃除してくれるし。私のへやには窓があってジャングルをのぞめる。
窓の外が壁の部屋もある。。これは運だろうか。バルコニー付きもある。でも同じ値段て。。






フォレストガーデンというレストランからの眺め。朝食以外で食事している人を見かけたことはない。。


1月9日
無事パラオ到着。
空港でパラオプランテーションリゾートのスタッフが待っていてくれた。
今回は奮発してリゾートにした。
PPRのレディースプランは1人旅の女性にオススメ。ルーム料金のエキストラチャージがない上送迎サービスや朝食、ツアーやスパのクーポン券も付いている。

早朝5時にホテルに着いたためとりあえず寝ることに。朝食が7時 から10時なので9時に起きて朝食を食べに行く。5種類くらいから選べる。とりあえずおなかに優しそうなおじやを注文。
味が濃い!でも普通です。ここは日本でないことを思えば十分。でも15ドルの質ではないことは確か。。朝食付きプランならいいけど。

ホテルの中



午後からはホテルの半日カヤックツアーに参加。わたし一人。
昼間はみなツアーに出ているためホテルの宿泊客にはひとりも会わなかった。

バングラ出身のお兄さんとカヤックツアーへ。風が気持ちいい。カヤックのゆったり感に癒される。が、結構疲れる。。
日本人兵士の隠れ家と沈船をみにえっこらおっちらオールをこぐ。
途中疲れ果てガイドさんに引っ張ってもらった。
スノーケルもできるのだが私はしなかった。疲れていたのとあまり面白そうな感じじゃなかったから。実際入ったら面白いのかも。
因みに夜のカヤックツアーも あってこちらは満天の星空と夜光虫が見られるということで人気らしい。が今は満月に近いのでたぶん星はあまり期待できそうにない。新月から半月ならいいかも?!
明日は久々のダイビング。
ブルーコーナーのリクエスト出しておいたけどいけるといいなあ。

久々の1人旅。ワクワク+ちょっと面倒くさい気分。30代はそんな年齢。
最近はドキドキや不安がない旅ばかりだ。

アシアナの安い航空券のため仁川で7時間のトランジット。
仁川大好き。
無料のシャワーもあるしタオルも無料だし寝るとこいっぱいあるし。
でも今回は出国してspa on airを体験。
地下1階にある風呂とサウナ。
普通の銭湯。でも意外と清潔だった。
男女共有のくつろぎスペースと女性専用の眠る部屋あり。
15000ウォン。ちょっと高いけど夜着朝発ならかなり使える。オススメ。

departureゲートが長蛇の列で抜けるのに1時間かかった。。
時間に余裕があったからよかったがかなり焦った。なんだったのか、あの行列。。。

11月14日。出勤しいつものようにメールをチェック後リクエストがきてないことを確認してからいくつかの新聞記事に目を通す。
「フリーダイバー、エンゾ・マイオルカが亡くなった」という記事に目が奪われた。
そもそもエンゾ・マイオルカについてよくは知らない。

 

フリーダイビングの講習を受けたのだからエンゾ・マイオルカやジャック・マイヨールについて少しくらい知っていてもいいものだが、50代半ばで世界初の105メートルの潜水に成功したフランス人のおじさんがいるということは知っていたが(それを知って、自分にもできるかも!?と思いタオ島でフリーダイビングのクラスを受講した。実際は恐怖で10メートルほどしか潜れなかった。。ちなみに多くの受講者が20メートル位は潜れるらしい)、名前までは知らなかったし特に興味をそそられることもなく詳しく調べるようなこともなかった。
だが、今回はこの記事に何故だか無性に興味をそそられフリーダイバーについて詳しく調べてみた。詳細は割愛する。(気になる方はググッてください。)

 

衝撃だったのは、ジャック・マイヨールの死が自殺だったこと。しかも海中ではなく陸で首をつって亡くなったという事実。
あれこれ調べて、彼の著書「イルカと、海へ還る日」を読み、ドキュメンタリーフィルム「ジャックマイヨールの海と夢」を見た。(ちなみに「グランブルー」という映画はまだ見ていない。これはあくまでも作り話なので実際のマイヨールとはだいぶ違うよう。)

やっぱりわからなかった。なぜ自死だったのか。

 

フィルムの中で彼はとても生き生きしていた。「多くの人は死ぬことを考えすぎ、怖れすぎている。自分は死について何も考えないから海の中で長く潜れるのだ」

「自分が幸せじゃないのに周りの人を幸せになんてできない。」「イルカと一緒にいると幸せな気分になる。だから一緒にいるんだ。」

ヨガや禅にも精通し、自分の好きなことをして人生を楽しんでいるように見えた。

 

それから6年後、彼は自ら命を絶つ。

 

ヨガや禅に精通して自分の好きなことをして生きていても自殺するんだな、というのが正直な感想だった。なんかそういう人は自ら命を絶つようなことはしないという勝手な思い込みが自分の中にあったのでとても意外だったのだ。

彼の死のニュースは世界中のファンや周囲の人たちを驚かせたらしい。

結局彼が自ら死を選んだ理由は彼にしかわからないのだろうけれど。

 

ジャック・マイヨールが海中で泳ぐ映像で見てまたまたフリーダイビングに興味がわいてきた。

タオ島での講習は全く意味がなかったわけではない。

リラックスする呼吸法や潜るときの姿勢など基本的なことは習得したので

あれから何度も海では素潜りを楽しんでいる。5メートルくらいは普通に潜れる。

でも息が続かないから長く水中にはいられないんだけど。。。潜るときにどうしても力んでしまうのだ。けれど、9月に行った沖縄ではあるとき全身のちからがふっと抜けて楽にどんどん体が沈んでいったときがあった。「あー、こうすればいいんだ」と腑に落ちた瞬間。

何度もやれば身につくのかもしれないが、来年には忘れてしまうだろうか。

 

東京で練習するとなると5メートルの深さのあるダイビングプールくらい。

あとは講習会に参加するとか。

フリーダイビングというマイナーな競技のためか情報も限られる。

たぶん自分はスキンダイビングで満足なのだ。

長時間の船旅は小笠原に行ったときにもうこりごりだと思っていたのだが、

御蔵島のドルフィンスイムに行ってみたいな、と思い始めている。

バハマやカリブ海にも憧れる。が、時間とお金を考えると簡単には行けやしない。

とりあえず息止めとヨガの練習でもして冬をやりすごそうかと思っている。