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SUN BABY


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この世界に生まれて

気がつけばそこに居た

「自分らしさ」はどこからどこまでだろう

「本当の優しさ」って何だろう

考えた優しさ、無意識な優しさ

「悪意」や「冷たさ」にも考えたモノと無意識なモノがある。 

そんな事に心の中で日々囚われ、絡まり、ただそこに在る事の幸せもすぐに見えなくなる

歳をとればとる程「個人差」や「個性」を尊重する様になって

言葉数は減り、ぎこちなく穏やかに優しく笑うようになる

一生懸命生きるというのはどういう事なのか

解らない事だらけです

人が心の中で一つの決断を出して行動するまでの経緯というのはなかなか他人には見えない。

皆何かしら不安は常にある中、それでも一つ一つの決断を積み重ねて今日もなんとかやっているでしょう。時には誰かに背中を押してもらいながら。

僕は「人」は孤独だと思ってます。そこに良いも悪いも無くて、そして独り独りが時に身を寄せ合ったり。意思を見せ合ったりするのが人間なのかなって思ってます。

そして独り独りの間に優しさや気遣いが生まれる。

考えた優しさ、無意識な優しさ、二つは少し違うけどどちらも尊いと思いますが。気遣いもある上に、無意識な優しさで人を照らせる人は憧れます。陽子ちゃんはそんな人でした。

彼女はみんなのお母さんみたいでした。

いつも笑ってて、その笑顔はいつも周りのみんなを楽しさと優しさで包んでいました。

誰かが冗談を言った時はいつも一番に笑っちゃってた。

正直まだ実感がありません。

練習をしてても、歌詞を書いても、バカをやっても、いつも通りに過ごして振る舞っても、少しでも止まると思い出します。あの漫画に出てきそうな太陽の様な笑顔を、とめどない寂しさが溢れてきます。

何の為か解らないけど人の心は大人になるにつれ日に日に堅く退化してその温度を少しずつ失ってゆく様な気がします。中核には自分らしい色々がいつまでもあると信じていたいけどそれは誰にも解らない。

そして心が中核まで堅くなって枯れない様に大切にして生きて行く事って大事で、またそれが必要な人とそうでない人が居る。

生まれ持つ芯の優しさってあると思うんです。

陽子ちゃんはきっと生まれた時から太陽の天使みたいな笑顔だったに違いない。名前にも納得だ。

持って生まれた優しさ、それを育て、愛し、守ってくれる家族や出会い。優しさがずっと優しさだった事も優しさで、その笑顔で周りを照らし、みんなイチコロだったでしょう。太陽の方を向いている向日葵はニコニコ笑っている様に見えるがきっとあのまんまだ。メンバーみんなでわいわいやってる時のFUNKISTがまさにそうだった。

僕はほとんど無宗教やけど天国というか、人の次の世界はあると思ってるところがあります。だからまた会えると思ってる。思いたい。そう信じてたい。

また一緒にRIVERやライオンやりたい。

いつかまた陽子ちゃんのフルートが聴けると信じてます。

陽子ちゃん、たくさんの笑顔と笑い声と想い出をありがとう。


陽子ちゃんのご冥福をお祈りします。

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