こんにちは。いやさか鍼灸整骨院の大畑です。
僕が子供の頃はアトピー、一度は克服しながらも大人になってから
また大人のアトピーになり、ステロイドをハンドクリームのように
使っていた事は以前にも書きました。
その頃の話です。
薬が効かなくなってきたので自分でステロイドの事を調べ始めました。
「魔法の薬」
と言われるくらい良く効くけど、副作用が怖いという事がわかり、
その事を何年もステロイドを処方して下さっている先生に相談しました。
僕「最近、薬が効かなくなってきたんですけど、調べてみたらこれ以上きついステロイドを使うは危険みたいやし、不安なんですけど・・・」
先生「大丈夫大丈夫。君が使ってるのは外用薬。薬は外から塗っても体の中には入らへんよ。飲むステロイドは気をつけないとアカンけどね。だって、外から塗ってるだけやで?問題ない。問題ない。」と満面の笑み。
コレ、間違ってます。確かにほとんどの薬は外から塗っても体の中には浸透しません。
(なので女性の方、高級な美容液とか気をつけてくださいね(笑))
でも、ステロイドは細胞膜を越え、血液中に入り込みます。
つまり、外用薬でも体内にステロイドは入ってくるし、もちろん副作用もあるわけです。
ある本に日本のお医者さんは全体的に「ステロイドの本当の作用を知らなさすぎる」と書いてありました。
知らないから平気で簡単に処方するとも。ちなみにステロイドが細胞膜を越えるというのは↑の先生に聞いたしばらく後に専門学校で習いました。
つまり、僕らのような薬を扱えない鍼灸師・柔道整復師レベルでも知っている人は知っている。
でも、このお医者さんはそれを知らなかった。
結局僕は何年も通ったこの先生が言っている事の間違いに気付き、
自分で信用できる病院を見つけ、真逆の治療方針で克服しました。
もちろん、すべてを完璧に把握するのは不可能だし、今更この先生を責めるつもりもありません。
明日は小さなお子様がいらっしゃったらぜひ読んでください。
いやさか鍼灸整骨院
大畑