息子(2才3ヵ月)がお辞儀を覚えました。面白がって何回もするんですが、どうしても猿回しの猿にしか見えない(笑)
こんにちは。いやさか鍼灸整骨院の大畑です。
今日、明日のは誤診とはちょっと違うかもしれませんが、一応年末に始めた誤診シリーズです。
4～5年前、フードにファー付きのダウンジャケットを買いました。
そのフード、思いっきり耳にかかってちょっと気になるんですが、温かくて気に入りました。
着始めたその日から耳がかゆくなっていたのですが、あまり気にせずにそのまま着ていると
どんどん痒さが増してきて数日で耳が真っ赤っか。
痒いし、痛いし・・・・
このままではイカンと思い。ファーをはずしましたが、そんなすぐに
治るわけもないので病院へ行きました。
問診票には
「耳が痛くて痒い」
とだけ書いて後は先生に直接話すつもりでした。
呼ばれて診察室に入るなり、
「耳か、だいぶ赤いな。」
「髪の毛染めてるな。原因それや。はい、点滴。向こう行って。」
まともに僕の顔も見ないので
持って行ったファー付きのダウンを見せて
僕「これを着るようになって、このファーが耳に当たるのが原因やと思うんですけど・・・」
先生「自分、髪の毛染めてるやろ？原因はそれ、」
僕「染めたのは２カ月以上前で、髪の毛、耳にかかってませんけど。」
先生「若い子に多いねん。点滴して帰って。」（僕の言葉は無視）
僕「・・・・」
どっちにしろアレルギーやろうし、薬も変わらんやろうから「まぁ、ええか。」
と大人しく、引き下がり、点滴を受けました。
ベッドで横になって点滴を受けていると、天井がぐるぐる回るようなめまい、
いわゆる回転性のめまいがしました。
「ヤバい。めっちゃ気持ち悪い。吐きそう・・・・」
と思っているうちに寝てしまいました。寝た、というより気を失ったという方が正確かも。
点滴が終わって看護師さんに起こされ、立ち上がろうにも立ち上がれない。
なんとか気合いで起きましたが、フラフラ・・・・
目も重たくて開かない。なんとか薄目を開けて壁伝いに待合まで移動しました。
受付を済ませて家まで徒歩二分がめちゃくちゃ遠く感じました。
自宅マンションが見えてるのにまともに歩けないので自動販売機やガードレールに
もたれかかって休み休み帰りました。
その日は後に予定がいくつかあったのですが、すべてキャンセルして数時間眠りこけました。
自然に目が覚めてから気持ち悪いのはかなり軽減され、なんとか落ち着きました。
たぶん、点滴の薬が合わなかったんでしょうね。
翌日も先生から来るように言われていたので病院に行くと
先生「お～、だいぶマシやな。今日も点滴。はい、向こう行って。」
全然マシになってなかったし、診察室の椅子に座って２秒で移動させられそうになったので、
点滴を打った後にどうなったかを説明すると。
先生「あ～、自分、風邪ひいてたんや。はい、点滴。」
「昨日より、顔色良いから大丈夫。」
と僕の顔も見ないでサッサと向こう行け的な雰囲気。
昨日は耳以外は絶好調、もちろん風邪なんて引いてないし、それらしい兆候はゼロでした。むしろ点滴の影響で今日の方が体調悪いのに。さすがにまたあんな気持ち悪い思いするのも嫌やし、この先生は信用ならんと思って
「今日は時間ないので帰ります。」
とお金だけ払って帰ってきました、
その後、ファーを外して着ていると数日で治りました。
翌年、そのダウンジャケットを買ったお店にそれを着ていくと店員さんに
「あ、それ、去年ウチで一番売れたジャケットなんですよ。着て下さってるんですね～。
ファーは外しちゃったんですか？」
と気さくに話しかけて下さったので肌に合わなかったことを説明すると
例年はキツネの毛でファーを作るらしいのですが、この年はなぜかタヌキの毛で
作ったとのこと。そのせいかどうかは分からないけど、肌荒れ・かぶれを起こした人が
例年になく多く、お店にもそういった報告は多々あった。とのこと。
お店の方は謝罪して下さいましたが、作った人もお店の人も悪くない。
ただ、軟弱な僕が悪いだけです(笑)
で、機嫌良くセーターを買って帰りました。
やっぱり、染毛が原因じゃなくてファーが原因やん。
明日は別の話。
いやさか鍼灸整骨院
大畑