誤診~自分の身は自分で守ろう6~ | メディカルサロンいやさか 大畑 のブログ 堺市・鳳・整体

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電子書籍「マッサージ不要論」「セラピストが患者を作ってる」製本版「マッサージ不要論」の著者 整体師 大畑洋介 の非常識な整体、健康、美容のブログ。患者さんのリクエストは整体に限らず、エネルギー療法や人生相談まで多数。

お菓子食べ過ぎかな?

こんにちは。いやさか鍼灸整骨院の大畑です。

そろそろ終わるつもりでしたが、小さいお子さんがいらっしゃったり、


これから結婚、妊娠、出産される可能性のある方にぜひ知って頂きたい事が


あるので昨日と似たような内容ですが、追加で書きます。



と言っても僕はお医者さんではありませんし、薬の専門家でもありません。


独学でイロイロ調べて自分が体験し、納得したことをご紹介するだけなので


情報の取捨選択はご自分でお願いします。



ステロイドについては賛否両論あると思います。


僕は否定派です。なぜなら単純に


「お医者さんの言う通りに何年も使い続けて治らないどころか、悪化して行ったから。」


「お医者さんがステロイドのことを詳しく知らないから。」


「ステロイドは使いだすと依存してしまうから。」

他にも理由はいろいろありますが、これが主です。



ネットで調べれば


「使い方さえ間違わなければ、素晴らしい薬」


「怖い、怖い、と言っているのは本当の使い方を知らないから」


など、ステロイド否定派を否定する記述がいっぱいあります。



ステロイドはとりあえずの症状を抑えるのに抜群ですよね。


僕も随分と助けられました。表面的には。



「ステロイドで完全に治ったよ。良い薬だよ。」


という方や肯定されるお医者さんは大勢いらっしゃいます。


ただ、僕の個人的な考えでは症状の軽い方もしくは実際に辛さを経験した事のない方


だと思います。(違ったらゴメンナサイ。)



で、ここからが今日の本題。


ステロイドは身体を構成するのに必要なものです。


コイツは自分の身体の中の副腎っていう内臓が作ってくれるんですね。


以前にも書きましたが、人間の身体には生体恒常性と言って身体を一定に保ってくれる機能が


備わっています。


暑いところに行けば、勝手に汗をかいて体温を下げる。


寒いところに行けば、震えて体温を上げる。などなど


身体をちょうどええ感じにしてくれる機能です。


で、人工のステロイドは外用薬でも細胞膜を越えて血液中に乗っかります。


すると、どうなるか??



人間の身体は血液中にステロイドがあると察知すると


自分の身体で作る必要がなくなるので、ステロイドを作り出す


副腎と言う内臓が働かなくなります。


ステロイドは身体に必要なので、なくなると身体に異常をきたします。


それを抑えるために病院でもらった人工のステロイドを使います。


すると身体はまた


「お?ステロイドが血中にあるから作らんでええか。副腎くん休んどき~」


となるわけです。


それで塗った薬が身体からなくなるとまた身体に異常をきたす。


これが依存してしまう仕組みです。臓器も使わなければ萎縮します。



で、僕がチャレンジして成功した脱ステロイドを紹介すると


まずは人工のステロイドを完全にやめます。


すると、体内のステロイドが空っぽになります。


そこで身体は


「お?まずい。ステロイド全然ないやんけ!副腎くん!何寝てんねん!!早よステロイド作ってや~!!」


となるわけです。当然、さっきまで寝倒してサボってた子がいきなりフルで働くわけもなく、


正常に機能するまで時間がかかります。


この間、必要なステロイドが身体にない時に出る症状がいわゆる


「リバウンド症状」


というヤツでこれが辛い。経験者にしかわからない辛さだと思います。


ほとんどの人が途中で挫折するらしいですが、挫折する気持ちはわかります。



どれだけ周りの理解を得られるか、乗り越えた後の良い事をどれだけ


具体的にイメージできるか。が成否を分けると思います。


その点、僕は家族・彼女の理解を得れましたし、仕事は出来なくなったので退職という


不本意な形にはなりましたが、辞めれてラッキーでした。



で、あまりにも雑で簡単な説明ですが、続けていきます。


長くステロイドを使う、早くから(若年層から)ステロイドを使うということは


この副腎の機能を復活させるのに時間がかかり、辛さ倍増なわけです。


大きくなればなるほど。大人になって仕事を持って立場なんかがあったりすると


余計に辛くなるわけです。


なので、早めに対応して克服してあげるのが一番です。治療費薬代もバカになりません。



ここでやっと子供の話。


ウチの長男。新生児湿疹、乳幼児湿疹がとても酷くでました。


そら、もうかわいそうなくらい。


友達がウチの子を見て


「うわ~、かわいそう・・・」


って憐れむような目で見るくらいだったので相当きつかったです。


脱ステしたとはいえ、僕の血が半分入ってるので原因は僕でしょう。



申し訳ないなぁと思いながらも早く治してあげたい気持ち以上に


大人になって僕のような思いをさせたくないという気持ちがあったので、


妻と話し合い、


「最初から薬は使わない」


方針を固めました。


内臓の機能が未熟なウチから薬に頼ってしまうと、ずっと薬に頼らないと


生きていけなくなる。克服するのに苦労する。という危機感がありました。



ここからは妻と子供の戦いです。


顔や頭を引っ掻きまくって常に真っ赤っか。


時には流血していました。


髪の毛も引っ張って何本も抜けて横が禿げていたし、(パイナップルみたいな頭になってました)


痒いのか、痛いのかギャーギャー泣くし、なかなか寝ないし。



検診に行くと必ずステロイドを提案され、強く勧められたそうです。


妻はガンバってそれを拒否し続けてくれました。


先生から


「こんな状態で薬を塗らないのは虐待」


とまで言われたそうです。


さらに


「ステロイドを使わないと絶対に治らない」


とまで。



僕は仕事で大半の時間を外で過ごしていたので子供が苦しんでるのを

見る時間が少なかったのですが、妻は24時間ビッタリだったので

辛かったと思います。


たぶん、薬を使おうか、どうしようか、相当迷ったと思います。


小さい我が子が辛そうなのを何も出来ないって親はかなりキツイですよね。



妻も子供もよく我慢してくれました。


結果、子供は薬を一切使わず、天然の化粧水などの保湿だけで乗り越えてくれました。


現在2歳3カ月。


キレイなお肌でスベスベ♪親ばかを通り越してタダのバカ親父は毎日気持ちのいい


ほっぺにチューしています。



そうそう、ウチの嫁さんを虐待扱いしたお医者さん


綺麗に治った我が子を見て


「へ~、ステロイド使わなくても治ることあるんですね。」


と言ったそうです。



まあ、普通は我が子が苦しんでたら薬使いますよね。


なので薬を使ったお母さん方を否定するつもりはサラサラありません。


子供のためを思って使ってあげたんですから。


ここまで医者の言う事を聞かない患者は珍しいでしょ(笑)



ただ、前にも書きましたが、特殊な病気があったり、薬に頼れば助かる命を


みすみす捨てるのはナンセンスだし、あまりにも辛くて耐えれない時は一時的に


薬に頼るのも一つの方法だと思います。



脱ステに失敗した事がある人もたぶん、凹んだことでしょう。


「やっぱりアカンかった~」


と後ろ向きになっちゃいますよね。


僕はたまたま周りのサポートがあって一回で克服しましたが、(一回って言っても何年もかかりますけどね、汗)


失敗したってことはまだそのタイミングじゃなかったってだけです。


やってりゃ、いつか成功します!!



たいへんな時期を乗り越えてくれた妻と我が子を誇りに思います♪


長男が大きくなった時に自分が頑張った事。母ちゃんが頑張ってくれた事を


教えてあげたいな~と思います。


僕が子供に付きっきりだったら薬使ってたかもしれんなぁ・・・・(苦笑)

嫁さんの我慢強さは半端ないです。我慢強すぎてちょっと心配なくらい。

長くなると方向性を見失いがちですね。もうすぐ患者さんが来られるので今日はこの辺でドロン。


いやさか鍼灸整骨院

大畑