ビッグモーター社。カネを得るためにありとあらゆる方法を用い、しかも社員に同じ罪の意識を共有させます。
不祥事の発覚が相次ぐ中古車販売大手ビッグモーター(東京)が全従業員に対し、秘密保持に関する誓約書の提出を求めていることが5日、関係者への取材で分かった。社内の情報が報道されるのを防ぐためとして、電子メールなどの監視にも同意を求めている。社内からは「社員への締め付けだ」との声が上がる。
関係者によると、誓約書は業務で知り得た情報を外部に漏らさないことや、業務用のパソコンや電子メールの調査・モニタリング(監視)に同意を求める内容。違反者には懲戒処分や損害賠償請求をするとし、社員だけでなくアルバイトにも署名を求めているという。
誓約書への署名を呼びかける内部文書では、社内の情報が報道されている現状を「当社に対する社会からの評価が必要以上に低下してしまうという状況」と記述。報道機関の取材に応じれば「当社への深刻なダメージとなる」と強調した。
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宗教2世問題が公になった昨秋のことですが、報道関係者が現役信者にいくら話を聞こうとしても皆黙ったことでしょう。
鈴木大君の交通事故死のころは、メディアの突撃取材には一切応じないようにと言われました。
べテルに入った人にはべテルの内部事情を外部(現役信者も含みます)に漏らさないように言われるそうです。誓約書を書かされるかどうかは知りません。
私は巡回監督の不正の疑いが強いと感じたことを次の巡回監督に話したところ、「この件は会衆内で広めないようにしてください。」と言われました。理由は「ほかの人が躓くかもしれないので」でした。もし話すと「秩序を乱した」ということで排斥になったでしょう。また特権の削除もあります。
しかしこうしたものみの塔の組織運営の仕方は、公益通報者保護法に違反している疑いが濃厚です。
公益通報者保護法とは、公益のために通報を行った労働者や役員が不利益な取扱いを受けることがないよう、保護を図るための法律です。
社内で違法行為などを発見した労働者や役員などは、事業者が定める内外の通報窓口や、行政機関・報道機関などに対して、公益通報を行うことができます。一方で、事業者は公益通報を行った者に対して、解雇その他の不利益な処分を行うことは禁止されています。
このように公益通報を行った労働者や役員を保護することで、違法行為などの発生を予防し、早期に発見することが、公益通報者保護法の目的です。
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勿論ものみの塔組織は一般企業とは異なるわけですが、組織運営において皆が信頼を持てる団体という点でいえば、少なくとも精神は通じるところがあるはずです。
しかしものみの塔に隠ぺい体質は決して改善されることはないでしょう。優秀な頭脳を持った人間が組織のトップについて、聖書によって整えられた良心を持っていなければ、その頭脳の用い方は「ますます悪に走る」ようにしか使わないのです。
悪に走るものは、自分たちが権力をふるえる領域においてはあらゆる悪を行うのです。
乳井健司が演壇からも使っている新世界訳聖書の伝道の書8:11にはこうあります。
「悪い行いに対する刑罰が速やかに下されていない。それで人は平気で悪を行うようになっている。」
乳井健司が幼いころ使っていた1985年版の新世界訳では伝道の書8:11,13ではこうです。
「悪い業に対する刑の宣告が速やかに執行されなかったため,それゆえに人の子らの心はその中で悪を行なうよう凝り固まってしまった。 しかし,邪悪な者は決して良い結果を[見る]ことなく,影のようなその日々を長くすることもない。彼は神を恐れていないからである。」
これは誹謗中傷でしょうか。いいえ聖書研究生を名乗る彼への気づきのための鋭いけれども暖かいアドバイスですね。
嘘を語っても神からの裁きはすぐにもたらされないのですが、真実を語れば統治体からの裁きが速攻もたらされるので、彼は嘘を吐き続けるのです。人への恐れが罠になっているというのは乳井健司らを見ていればわかるのです。いや彼の神がスティーブンレットもいる統治体なのです。何しろ彼は最高責任者のはずだからです。