舞いあがれ:脚本があまりにも雑過ぎる。校正する人いないのか? | エホバの廃証人:ユダヤ教の異端・ものみの塔鬼畜統治体&嘘つき腐臭幹部日本支部関連+諸事イッチョカミ

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「無価値な目撃証人」とは箴言19:28(新世界訳)で「どうしようもない証人」と訳されているWorthless Witnessの字義訳です。
ものみの塔日本支部広報の体罰に関する回答は彼らがそういうものであることを自ら示しました。
主にものみの塔関連ですが、そのほかいろいろ。

ヒロイン舞が初めて注文を取ると、それまで合コン狂い、定時帰宅のつかえない女子社員山田が手のひら返しに態度を変えます。

 

舞が取った注文は結構難しいネジの作成でした。過去にネジの設計をしていたのは結城という先代以来の社員でしたが、結城はリーマンショックで給料が上がらない岩倉にいては家族を養えないということで転職しており、設計担当がいませんでした。そこで誰が設計するかで皆が困惑しているときに、尾藤という若手社員が名乗りを上げます。

 

「結城さんには辞める前に特訓してもらいました。この尾藤にドーンと任せてください。」

 

とは言ったものの実際には役立たずで、他社で働く結城に頭を下げてネジの設計をしてもらいます。結城の成功を見て、彼が戻ってきてほしいと願う社長めぐみ(ヒロインの母)は、投資家として成功している長男(横山裕)に頭を下げて工場を買収してもらい、借金返済と給料の昇給を約束して、結城を雇います。結城も二つ返事で会社に戻ってきます。

 

事態が好転することで、亡くなったヒロインの父親浩太の遺影のある仏壇を前に、母子が感謝します。その時にめぐみは舞に向かって「浩太さんに会いたいなあ。」と言います。

 

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予想通り、たった一軒の注文を受けただけで合コン狂いのクソバカ女子社員山田が手のひら返しをして舞を見直します(笑)。

 

ただ脚本があまりにも雑なのです。注文を取ってからのネジの設計を誰がするのか話し合うのってなに?後継者を指名しないで、教育をしていなかった組織って何?そんな会社潰れるのは当たり前。後継者を育てなかったのは浩太が無能であり、会社として機能していなかったということです。尾藤が特訓を受けていたというのはいわば秘密裏に行われていたということで、組織の指示ではありません。

 

舞は注文を取る際にしきりに会社の機械と技術について力説していましたが、如何に機会と技術が優れていても設計者が不在では新注文を取ることなどできるわけがありません。そんないい加減な気持ちで営業していただなんてありえません。

 

さらに他者で働く結城に仕事を頼むなど職業倫理に反します。いわばライバル関係なのですからね。結城の倫理観の欠如を示しています。これでは企業スパイでしょ。

 

結城が戻ってくるために、困難な時に結城を拾ってくれた相手の社長に了承を得たのでしょうか。めぐみは相手結城の意向だけではなく、相手の社長に挨拶するべきです。仁義にもとります。結城はきちんと挨拶をしたのでしょうか。新しい職場でイジメられているとかそういう描写も全くないのです。

 

さらに息子になぜ頭を下げるのでしょうか。めぐみ(永作博美)は取引先に頭を下げ、社員に頭を下げ、結城に頭を下げ、長男に頭を下げます。頭を下げれば何でも通用するというのは、「罠の戦争」で無能な大臣の取り柄が土下座であるというのと同じ交渉方法です。

 

そもそも息子(横山裕)はなぜ家族に対してああまで冷淡なのでしょうか。そのいきさつの描写もないですし、だいたい金を持っている息子に頭を下げるというのは親への敬意を欠いた脚本です。息子が「ビジネスやで」というのであるならば、親は頭を下げる必要はないのです。

 

さて最後に仏壇の浩太の遺影を見ながら、娘の舞に、恵が「浩太さんに会いたいなあ」と言いますが、普通そう言いますか?「おとうちゃんにあいたいなあ」でしょうがね。

 

脚本があまりにも雑です。校正者はいないのでしょうか。NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」では先日校正者の大西寿男を取り上げていましたが、そのNHKの看板番組朝ドラの校正は一体だれがしているのでしょうか。

 

方言指導と言い、校正者と言い、朝ドラスタッフは仕事をしていません。受信料を半ば強制徴収しているる以上、もっとまじめに番組を作れと言いたいですね。NHKアナが受診料の支払いを要求するスポットがありますが、そんなスポットよりも番組作りでその精神を示せと言いたいですね。

 

NHK会長が交代するようですが、今のNHK会長は受信料泥棒みたいなものです。