1月13日のあさイチでは高橋克典がゲスト出演でした。人柄の良さを感じさせるトークショーでしたが、その中で関西弁について触れるところがありました。
高橋克典はサウナが好きで大阪での撮影中には頻繁に通ったサウナがあり、そこで知り合った地元の人と良く会話したり、耳を澄ませて聞いていたりするということでした。
そして地元の人から会話中にしょっちゅう「それ違うわ」と言われて指摘されていたようです。博多大吉が「サウナで方言指導されていたんですね」と突っ込んでいました。高橋克典はエンディングトークでも「インチキな関西弁なので」と言っていました。
高橋克典がイイ人だけに、その人にこんなことを言わせる結果になったということは、それだけ演技に集中できなかったことは確かなはずで、スタッフはそんなことを言わせてはいけないでしょう。
しかしサウナのおっちゃんに「方言指導」されたということはスタッフの放言指導が仕事人ではなかったということです。朝ドラに限らずNHKは関西弁を話す関東人は不自然なイントネーションで話すことは多いですね。
高橋はミュージシャンの経験もあり、チェロの演奏もわずかな時間でこなせるようになったということですので音感は悪くないはずです。関西弁は難しいと関東人はよく言いますが、それでも徹底的に指導すれば、修正できたはずなのにインチキな関西弁のまま監督はGOを出したことになります。「演出」の意味が解っているのでしょうか。全く演出していません。演出家も仕事人ではありません。
そもそもなぜ関東人を関西ドラマに起用するのかわかりません。
昨月に明石家さんまのドキュメンタリーを若手俳優がしていましたが、この若手俳優もとにかく関西弁がグダグダでした。
こういう業界の風潮は何とかならないものでしょうか。どうも関東人スタッフのおごりが見えてなりません。