若者を戦場に駆り立てる扇動者が未熟な精神で指導する危うさ―(「西部戦線異状なし」より) | エホバの廃証人:ユダヤ教の異端・ものみの塔鬼畜統治体&嘘つき腐臭幹部日本支部関連+諸事イッチョカミ

エホバの廃証人:ユダヤ教の異端・ものみの塔鬼畜統治体&嘘つき腐臭幹部日本支部関連+諸事イッチョカミ

「無価値な目撃証人」とは箴言19:28(新世界訳)で「どうしようもない証人」と訳されているWorthless Witnessの字義訳です。
ものみの塔日本支部広報の体罰に関する回答は彼らがそういうものであることを自ら示しました。
主にものみの塔関連ですが、そのほかいろいろ。

「西部戦線異状なし」は第一世界大戦の西部戦線において、ドイツ軍の志願兵ポール・ボイメルが戦場での死と痛み、不安、恐怖、理不尽、怒り、そして虚しさを味わい、やがて戦死するまでを描いた物語である。(Wiki)

 

この小説は1930年にアメリカで映画化され、アカデミー作品賞、監督賞を受賞しました。アメリカがドイツの若者の視点に立って作ったものです。

 

ではなぜこの若者は志願したのか。それは高校の教師が若者たちを煽りに煽ったからです。

 

高校生だと思われる男子たちがこの呼びかけに応じます。ポールの父親はそれを喜びます。そして志願兵となるのです。軍事教練では、兵隊になる前は、人がよく、どちらかと言えば町の人にからかわれていた郵便配達人が軍曹として上官になっていますが、この軍層はまるで人が変わったように新兵に厳しい訓練を施します。

 

そして戦場に出ると過酷な試練が舞っています。飢餓に苦しみ、砲撃の恐怖におびえ、ともに志願した友人たちの戦死を目の当たりにします。それぞれが夢を抱いていたのにその夢が潰されていくのです。ポールは戦場で何の恨みもない敵であるフランス兵を刺殺し、相手にも家族がいたことをその兵士が持っていた写真から知り、深く後悔します。ポールは何度も何度も「ごめんなさい。」と言います。戦場では兵士たちが「いったい誰がこんな戦争を始めたんだ。」と吐き捨てるように話し合っています。やがて重傷を負ったポールは一時的に故郷に帰ります。ところがポールが学校に行くとすでにドイツの敗色濃厚であるにもかかわらず、学校では教師が相変わらず熱狂的に学生に戦争参加を呼びかけています。その話を聞いている学生たちはかつての自分と同じように目を輝かせています。ポールは戦争の悲惨さを語ります。教師の扇動で意気盛んな学生たちは失望します。身体の癒えたポールは再び戦場に戻ります。・・・

 

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すでに宗教教理の多くが矛盾に満ちたことが暴露され、頼みの綱であったハルマゲドン到来の時期に関する理解も崩壊し、勧誘のためのキラーコンテンツを納得させるだけのものがなくなったものみの塔という宗教団体。それでも統治体は開拓奉仕を若者に勧めます。そして日本支部はこの映画の教師と同じように無駄な人生を過ごすようにと勧めます。その一環として海外での奉仕までも鼓舞します。自分たちは「弾丸の届かない」ところにいて安逸な生活の日々を送りながらです。それなのにグアテマラで殉教した二人の女性信者の情報を組織防衛のために隠蔽します。

 

民がどれほど苦しみを経験してもむとんちゃな指導者層は決して民の声を聴きません。声は届いているのにそれを無視します。乳井健司は声が届くどころかその声の中にいたのです。それでも旧態依然とした日本支部の中で従来通り若者を開拓奉仕に命を捧げるようにというのであれば、ポールが戦争の悲惨さと実情を知りながらも教師の言に乗っかってまだ何も知らない若者を戦争に駆り立てるようなものです。

 

「開拓奉仕は身の守り」ということを口にする巡回監督がいました。いつでも霊的なことをしていると世の霊に染まないという意味です。しかし「世の霊」とは何でしょうか。偽りを語り、事実を隠蔽し、出世争いに没頭することは世の霊ではないのでしょうか。MTS出身者の特権争いは実に醜いものがあります。そういう仲間と共にいると「世の霊」に染まるのではないのでしょうか。そして統治体に特権のために身を売ることは世の霊に染まることではないでしょうか。

 

日本国内でエホバの証人の業が縮小しているということは、“西部戦線”つまり野外という最前線で異状が生じているということです。巷でエホバの証人に関する多くの情報が飛び交っていることもそうですが、日本人全体の教育レベルが高いので見極める能力があるからです。組織は「日本は物質欲にまみれている」とか「性の不道徳が蔓延している」と「不正がはびこっている」とか言って世から離れているように促すでしょう。しかし物質欲にまみれ、不正がはびこっているのは統治体そのものであることを多くの人は知ったのです。レットは物質欲に負けた長老や援助奉仕者がサタンの餌食になったと言います。

 

 

しかし事実は統治体が物質欲に溺れているので「ここには真実はない」と思って離れた人はかなり多いでしょう。

 

 

「ハルマゲドン戦線」は異状だらけです。組織の急速な衰退は既にそのことを示しています。世界で今拡大している地域でもいずれ縮小するでしょう。何しろまともな人間としての精神を持ち合わせぬ異常な人間がトップにいるからです。

 

映画で狂気じみた論調と表情で扇動した教師とスティーブン・レットを比べてみましょう。

 

まず戦いに勝つべきであると強弁します。

 

人生における個人的な目標を粉砕します。

 

そして戦うことは名誉なことだと言って、逃げ出すことを許しません。

 

 

すでに敗色濃厚の時期になっていても…

 

映画の冒頭部分を見るとレットはこれを参考にしているのではないかと思うくらい士気を高揚させています。

 

レットは戦いに勝つために3つの方法を示唆しました。それで勝てるでしょうか。

 

①聖書の中では敵の戦略について述べている。

 

確かに全くその通りで「自分たちが神との唯一の経路」であるとしきりに唱え、何度も何度もエホバを口にする統治体成員はまさに「光の使い」であることを教えてくれます。ちなみには私は「光の使い」になって誰かを導こうだなんてサラサラ思っていません。レットの言葉は「私たち(統治体)の言葉に警戒しましょう。」と言っているようなものです。

 

②神からの武具が必要。確かにそのとおりですので勝てる見込みのない武具を身に着けていると下着だけの場合と同様木っ端みじんになります。

 

 

③エホバからの助けがある。

組織の衰退はエホバの霊がもはや注いではないことは明白です。

 

 

「霊的戦争」に召集されて破壊された人も大勢います。

 

 

それでも「野外戦線異状なし」と日本支部は統治体に言うのでしょうね。