さて国歌というものが士気高揚を目的としたものであるのは過去の戦いの歴史を誇りに思っているからです。実際その戦いで勝ち得たものがあるからです。
フランスもアメリカも中国の国家はいずれもそうです。結構戦闘的な歌詞ですが、今でもそれを歌い続けています。
習近平は先の演説で「長城」を盛り込みましたがそれは中国国家の中でも使われている言葉です。
これらの歌詞を変えることはもはや国家と国民のアイデンティティを放棄することになります。
賛美の歌も同じです。統治体が21世紀になって行った賛美の歌全面改定は彼らがエホバの証人としてのアイデンティティを自ら放棄したことになるのです。そしてその歌で信仰を鼓舞した高齢のエホバの証人のアイデンティティも砕きました。
そして長老崇拝、つまり組織崇拝の歌詞をふんだんに織り込みました。