靖国神社の桜は他のどこにもない悲しさを漂わせます。
同期の桜の歌詞が脳裏をよぎります。
「靖国で会おう」を合言葉に散った多くの若者の中には靖国神社に来たこともない人もいるだろうなと思うと、目頭が熱くなります。
正面の鳥居をくぐったところにある石畳から拝殿を撮影するのはマナー違反とのことでした。
ふと気づいたのは鳥居の下を通るときに拝殿に向かって一礼をする方々は1割くらいでした。
埼玉大宮神社では約9割の方がくぐる前に一礼をし、また去るときも後ろを振り返って一礼をする方々が約8割でした。時期もあるでしょうが、地方都市の人々の敬虔な思いに触れたのが埼玉でした。アテネを訪れたパウロもきっとアテネの人々のそういう敬虔な思いをいとおしく思ったのかなと思いました。宗教に限らず神仏に対する敬虔な思いは尊重するべきものだと思いました。
靖国神社から15分ほど歩くと千鳥ヶ淵にでます。ここは狭い通路に人がごった返していました。ボート乗り場にはずいぶん並んでいました。
上野に行きますと、ここはもう花見客でいっぱいです。花見よりも酒を飲みに来ている人がほとんどでとにかく満開の人出でした。
赤坂御苑にも行ってきました。ここは都会のど真ん中で静かなたたずまいの別空間でした。外国人も多く枝を手に取り写真撮影をしている外国人のなんと多かったことでしょう。
迎賓館近くの上智大学近辺の桜も美しかったです。
目黒川にも行ってきました。凄い人出でしたが、岸和田のだんじり祭りの人出を知っている私としてはまだ交通が制御されていると感じました。テレビなどでもよく中継されている桜の名所ですが、個人的には2年前に行った神田川沿いの桜並木が好きですね。まだ落ち着いていました。特にホテル椿山荘付近が最もきれいな場所だなと思いました。
それでも・・・ああ
撮った写真のデータがすべて消えました。