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仕組み化経営のススメ

仕組み化経営のススメ

前回、

タスクをうまく分解するためのチェックポイントは?

 

その1)タスク0(ゼロ)

その2)1タスクは15分前後を目安に。

その3)シュミレーションする

 

この3つ!と、お伝えしました。

そして、

もう一つ、観ておくポイントが!

 

それは、

 

部分最適ではなく、全体最適にする

 

ということ。

 

今回のタイトルに、

 

「正しく細分化するには?」

 

と書きましたが、

 

「正しく」より、「最適に」

 

ですね^^

 

とはいえ、

 

何が、全体最適なの?

 

という声も聞こえてきそうです^^

 

そこで、まずオススメするのは、

 

15分以内の行動!

 

でタスクを分けること。

 

 

 

 

 

 

これは、

 

「やること」に焦点をあてるのではなく、

 

「時間」に焦点を当てて、時間に制限をかける

 

のです。

 

 

時間管理の基本は、

 

1) 時間総量を把握する

2) それを「スケジュール×タスク×デイリー(1日)」の3つで管理する

 

ことです。

 

この中で「タスク管理はどうやるの?」という声を聞くことがあります、特にタスクの分解。

 

こういう場合は、何かに例えると、解りやすいので、

「料理」で考えてみましょう!

 

「カレーを作る」なら、どうタスクに落としますか?

 

 

カレー作りのタスクを書き出すと、こんなようになりませんか。

 

手順

1,(カレーに)必要な材料を集める(購入する)。

2,材料を切る。

3,切ったものを調理する。

4,食器に盛りつける

 

この手順に分けて、手順1に15分、2に10分、3に60分、手順4に10分として、合計110分(1時間50分)

 

こんな感じでしょうか?

 

実はこれではうまくいかない可能性が高いのです。

 

チェックポイントは3つ。

 

その1)タスク0(ゼロ)

 

「タスク0」とは、私が命名したタスクで、

 

「なんのために」という目的と「何を目指す」というゴール(目標)

 

です。

 

カレーも4人分なのか?100人分なのか?で大きく時間も変わるでしょう。

 

ここは、「そもそも」の前提なので、0(ゼロ)と命名^^

 

 

その2)1タスクは15分前後を目安に

 

3,切ったものを調理する 60分

 

このタスクの場合、もし中断を余儀なくされた場合、もう一度頭からやり直すでしょうか?

 

そんなことはないですね。

 

ということは、タスクをさらに細分化できることが分かります。

 

ここは、「頭で分かっている」で止めるではなく、「手で書く」の作業(タスク)に変えることです。

 

細分化しましょう!^^

 

そして、

 

その3)シュミレーションする

 

書き出して終わり、にして、いきなり行動するというヒトをお見受けしますが、

モッタイナイ。

 

これでうまくいくか?というシュミレーションを頭ですれば、出来上がりが観えてくる=イメージできるでしょう。

 

これ、イメージトレーニングに他なりません。

 

ので、要チェックです。

 

そして、

 

これらを踏まえて、もう一つ観ておく必要があるポイントが!

 

これは次回に^^

「ミネラルウォーターをコップに注ぐ」ためのステップを出すこと、

トライされましたか? 

 

 

その手順は、いくつに?

 

「簡単!3つ。キャップを開ける→水を注ぐ→キャップを閉める、でしょ」

 

という声も聞こえそうです。

 

なるほど!

 

と言いたいのですが、「これで手順」とはちょっと....

 

歯磨き、だったら?

 

歯ブラシに歯磨き粉をつける→歯を磨く→歯ブラシを洗う

 

あるいは、

セミナー、だったら?

 

セミナーの準備をする→セミナーを実施する→セミナー後をフォローする

 

というような分解と同じ感じ。

 

これだと、

 

どのようにしたら、できるの?

 

が分かりませんね。

 

タスク管理での細分化は、

 

他のヒトに依頼しても、自分と同じ行動ができるレベル

 

にする作業なのです。

 

ですから、

 

「ミネラルウォーターをコップに注ぐ」ための手順を細分化すると、

 

例えば、「キャップを開ける」まででも、

 

1. ペットボトルの位置を確認する

2. ペットボトルに利き手と反対の手を伸ばす

3. ペットボトルを掴む

4. ペットボトルを引き寄せる

5. 利き手でキャップをつまむ

6. キャップを回して開ける

 

と、5、6ステップになるでしょう。

 

この手順でいけば、「ミネラルウォーターをコップに注ぐ」は

全部で20ステップほどになりますね。

 

「その細分化ができないから、困っているのです」という方に、朗報!

 

この深堀りは、次回に^^