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仕組み化経営のススメ

仕組み化経営のススメ

成果が上がる段取りで組む手順は、

ステップ1. 目的と目標を明確に書き出し、ゴールイメージを創る。

ステップ2. モデリング

では、次のステップは?


↓ 

そうですね、やることの洗い出し 

やることの洗い出しは、

「やることの書き出し」

から始めるといいでしょう。

 
この時、注意するポイントは?

曖昧さの排除=漏れなくダブりなく

 

言い換えれば、

アクションリストを創る

ということです。

 

アクションリストにする際は、

  1. 1)気になる、気が付いたことからポストイットに書く
  2. 2)ゴールからの逆算で考えて、重要な分岐点(ターニングポイント)ごとにアクションを並べ替える
  3. 3)イーグル思考で全体の流れを俯瞰(ふかん)し、漏れダブリがないか、チェックする
  4. 4)ゴールからの逆算で考えて、アクションごとに日付を入れる

 という順番を踏まえて、実行することです。

 

例えば、

セミナーをやるのですから、セミナー当日をイメージすると、

その必要なこととして挙げられることは?

  • 日程:2月29日(月)
  • 時間:?
  • 場所:東京・銀座
  • 会場:?(20名がはいること)
  • 会場を押さえる時間:?(開場と退場時刻)
  • 会場費:?
  • 参加費:?
  • セミナー内容:?
  • アンケート:?
  • 終了後の懇親会:?
  • 会場で利用する備品:?(プロジェクターなど)


などが挙げられますね。

そして、

「会場の決定」にしても、

セミナー風景


  • ・候補会場のピックアップ(利便性、大きさ、価格)
  • ・候補の比較
  • ・会場との確認(備品等を含む)
  • ・会場の予約
  • ・会場費の清算

 などが出てきます。

この会場の決定の意思決定としては、

どんなセミナーを企画したのか?

大きく関係してきます。

「他にどんなアクションがあるか?」考えてみること、オススメです。

ステップ1. 目的と目標を明確に書き出し、ゴールイメージを創る。

ができたら、次のステップは?

「やること(To Do)を書き出して、リストにして優先順位を決めるでは?」という声が、どこからか聞こえて来そうです^^

確かに、それもあるのですが、その前にもう一つ!

それが、

モデリング(Modelling)

です。

 

モデリングとは?

「何かしらの対象物を見本(モデル)に、そのものの動作や行動を見て、同じような動作や行動をする」ことです。

美術の世界でいうと、「模写」でしょうか。

模写とは、

美術において、他者の作品を忠実に再現し、あるいはその作風を写し取ることでその作者の意図を体感・理解する為の手段、方法。」

であり、右の油絵は、ゴッホによる歌川広重作の浮世絵(左)の模写。
                        (wikipediaより)

広重ゴッホ



つまり、

私たちがやろうとすることは、先に手がけた先人がいることが、ほとんど。

もし、まだいないとしても、似たようなことをした人はいる...

ならば、この人の成功パターンを知り、それを自分に置き換えることで、

 成功確率を上げる

そして、

やる時間を短縮する

 ことに繋げられるのです。

このモデリングをする場合、「他業種に学ぶ」という視点は重要です。

ですから、他の業種で成功している事例を置き換えること、オススメです。

今回の段取りのゴールを

参加者全員から個別面談を受けること

にしたとします。

ならば、個別面談を受けるとは、どういうことか?

これをイメージすることが重要です。

例えば、

アンケートに入れた個別面談の申し込み欄にチェックがある

あるいは、

参加者から「面談を受けたいです」という依頼を受ける

など、

どんな状態かがイメージできていることです。

そして、

ゴール=目標には、何のために、という目的がありますね。

つまり、成果を上げる段取りとして、

ステップ1. 目的と目標を明確に書き出し、ゴールイメージを創る。

最初にやるべきことはこれになりますす。

そして、win-win なくして、次に進むことはありませんから、

今回の材料であれば、例えば、

 

目的:個別面談で契約を得る

私の目標: 個別面談の申し込みを受けられるようにする(申し込み率100%)

参加者の目標:自分の課題がセミナー内容で解決つきそうだと思えること

ゴールイメージ:アンケートの面談申し込み欄にチェックがあり、参加者から「面談お願いします」と言われている

というような

 「目的と目標を設定する」こと。

これが段取りの中で、最初にやることだということですね。

次回に続きます。