褥瘡がおこる始まりの3つのサイン | おうち介護食は難しくない!簡単・はやい・美味しく作れる7つのポイント

おうち介護食は難しくない!簡単・はやい・美味しく作れる7つのポイント

介護現場23年の管理栄養士がおうちの介護食の様々なお悩み・対応方法を発信しています。小食・低栄養や脱水・床ずれ、噛む力や飲み込む力の低下による嚥下障害、認知症の食事まで。介護されているあなたのために寄り添う気持ちでお話します。

 

褥瘡がおこる始まりの3つのサイン

 

こんにちは。厚美ミエです。

 

介護現場20年の経験から

おうち介護食を優しくサポートする

専門家です。

 

褥瘡(じょくそう)になるのは、食事も関係ありますか?

 

まず褥瘡(じょくそう)って何?

褥瘡は床ずれともいいます

 

 

 

体重の集中する体の部位の骨と寝具に挟まれた

皮膚組織が圧迫され「血の流れが悪くなり、

皮膚やその下にある組織が死んでしまう外傷」を

褥瘡といいます。

 

 

 

例えば

寝たきりで

自分で体を動かすことができず

同じ体勢でいると

骨の突出部分に圧力が集中して

血流が悪くなり、傷ができた状態です。

 

 

褥瘡になる主な3つの原因には

・栄養状態が悪い

・不潔になっている

・同じ体勢で何時間も寝たままになっている

 (圧迫力・ずれ力・時間)

 

 

ここでお話しをするのは

褥瘡の予防についてお話しします。

 

 

 

褥瘡を予防するには

 

 

おうちで褥瘡になっておられる方の

多くが栄養状態が低下しています。

 

 

嚥下障害があり、食べられない

食べたものが、消化器官でうまく吸収できない

 

 

ですので、

3つの危険信号をお伝えしますね

 

 

 

褥瘡がおこる始まりの3つのサイン

・水分が飲みづらくなった

・食事の食べる量が減った

・体重が減った

 

 

 

そこで、水分を飲みやすくするために

とろみ調整剤などを使って水分を飲みやすくすることです

 

 

水分が摂れず、脱水状態に陥ると

食事も食べられなくなります。

 

 

次に、

エネルギーたんぱく質を確保することです。

エネルギー、たんぱく質が不足すると

皮下脂肪も減るため、骨を覆うクッションが減ってしまうからです。

 

 

次に

皮膚などの新たな細胞を作る働きをもつ

亜鉛

 

 

皮膚などの細胞を丈夫に保つ役割をもつ

ビタミンC

 

 

やはり褥瘡になるということは

本人にも、介護されている方にも

ご負担が多くなります。

 

 

食事で予防や

悪化予防につながります。

 

 

もし、褥瘡を予防したい

どんな食事がいいの?

お悩みの方がいらっしゃいましたら

お問合せ欄からお知らせいただけましたら

お伝えしたいと思います。

ご質問・お問い合わせはこちら

 

 

 

褥瘡ゼロをめざして

 

私も特別養護老人ホームに勤務していた時に

スタッフで褥瘡ゼロを目指しました。

 

 

栄養面での対応

皮膚が発赤(傷ができる前兆)になった場合は

栄養補助食品を状態に合わせ

食べてもらうことで、

体の自然治癒力を高めることができ

改善に向けるようになりました。

 

 

 

褥瘡になる原因を冒頭にお伝えしたように

褥瘡になる主な3つの原因には

・栄養状態が悪い

・不潔になっている

・同じ体勢で何時間も寝たままになっている

 (圧迫力・ずれ力・時間)

 

 

 医療、介護、

多職種でタッグを組む必要があるので

情報交換が重要です。

 

 

参考になれば嬉しいです。

 

 

 
厚美ミエ

 

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