うどんをムセずにおいしく食べやすくする方法 | おうち介護食は難しくない!簡単・はやい・美味しく作れる7つのポイント

おうち介護食は難しくない!簡単・はやい・美味しく作れる7つのポイント

介護現場23年の管理栄養士がおうちの介護食の様々なお悩み・対応方法を発信しています。小食・低栄養や脱水・床ずれ、噛む力や飲み込む力の低下による嚥下障害、認知症の食事まで。介護されているあなたのために寄り添う気持ちでお話します。

 

うどんをムセずにおいしく食べやすくする方法
 

おはようございます。厚美ミエです。

 

介護現場20年の経験から

おうち介護食を優しくサポートする

専門家です。

 

 

今日は「うどんは食べるのがむずかしい?」

についてお話します。

 

 

 

 

高齢の方は

うどんや

あんかけうどんが大好物です。

 

 

そして

トロミのついた料理が

とっても食べやすくなります。

 

 

人間は

加齢とともに

食べ物を飲み込む力が

弱くなっていき

むせやすくなっていきます。

 

 

ただ個人差はあります。

 

 

時には、

食べ物が誤って気管に入り

むせたり

のどにつかえて飲み込めないため

 

いつまでも

口の中に食べ物が残り

食事時間が

長くかかってしまいます。

 

 

飲みこむ力が弱くなると

 

うどんのような

麺と汁ものといった

固形と液体を

一緒にたべるメニューの時は

食べにくく

特に時間がかかったりします。

 

 

麺は長いので吸い込む力がいるし

噛まないといけないし

その上、サラサラの汁も飲まないと

具は、ペラペラしたものが多くかみにくいし

難易度の高いメニューになります。

 

◆◇

 

特別養護老人ホームに勤めていたころ

献立が、うどんとか麺類の時は

 

・むせたり

・くしゃみをしたり・・・が増えます。

また鼻から鼻からうどんが・・・びっくり

ということも起きます。

 

◆◇

 

でも麺類って、高齢の方の大好きな献立の一つですよね。

 

では、食べやすくするにはどうしたら良いのでしょう。

 

 

【麺を食べやすくする方法】

 

・麺は食べやすい長さに切る。

 

・あんかけうどんのように汁に片栗粉

などを使ってトロットさせたり煮込み

うどんにして麺をやわらかくする

※あんかけにすると温度が下がり

にくいので、やけどに注意しながら

ゆっくり食べて

もらってくださいね

 

・具材は、箸にかかる3cm長さの細切りにしたり、

 卵でとじるなど麺と仲良くからむような具材にする。

 

 

 

表面が滑らかで、柔らかく、適度の粘りがあると

食べやすく

飲み込みやすくなります。

 

 

でも、たまに

麺が長いままが良かったり

あんかけが絶対たべられない方がいますので

好みを聞いてみてくださいね。

 

 

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お読みいただきありがとうございます。
 
 
厚美ミエ