こんばんは。
おうち高齢者を抱える
働き盛りの奥さまに
「食べてくれない」
「噛みにくい」「飲み込みにくい」
「やせてきた」など
食事の困りごとをサポートする
おうち介護食栄養アドバイザー厚美ミエです。
今日は「ちょうど良いトロミのつけ方」についてお話します。
どのくらいの強さのトロミが
ちょうど良いのか
トロミのつけ方って
飲み込む力にあわせて
3段階に分かれているのですよ。
段階1:薄いトロミと言われたら
ポタージュ状、フレンチドレッシング状
「飲む」という表現が適切なトロミの程度
フォークの歯の間から素早く流れ落ちるかんじ
段階2:中間のトロミと言われたら
とんかつソース状、お好み焼きソース状
フォークの歯の間からゆっくりと
流れ落ちるかんじ
段階3:濃いトロミと言われたら
ケチャップ状、プレーンヨーグルト状
スプーンで「食べる」という表現が適切
フォークの歯の間から流れ出ない。
ジャム状になると
べたつきが強いので
口やのどに貼りつきやすく
かえって飲み込みにくく
窒息する恐れがあるので
絶対、気をつけてくださいね
トロミ剤は、選ぶ商品によって
使用量・使用方法が
違うので
必ず、使うトロミ剤の
使用上の注意など
パッケージをよく読んでくださいね。
ちょうど良いトロミをつけるポイント
① 使うコップや
トロミ剤を量るスプーンは
いつも同じものを使う
② トロミ剤は毎回すりきりで量る
同じスプーン1杯でも、すりきりと
大盛ではすくえる量が大きく
変わりますよ
注意してほしいこと
一度トロミをつけたものに
後からトロミ剤を加えると
ダマになって
ジャム状のかたまりが
できたりするので
気をつけてくださいね。
でも、
一度トロミをつけたものを
もう少し濃いトロミに
変えたい場合は、
別のコップに濃いトロミを作り
先にトロミをつけたものに
加え、よく混ぜる。
この方法で作ってくださいね
実は、
私、このことを知る前まで
トロミをつけた、上にトロミ剤を
混ぜていました。
必ずダマになるので
ザルでこして
だしていました。
洗い物も増やすし
残念な思い出です
次回は、トロミ剤の選び方について
お話ししますね。
今日は
「ちょうど良いトロミのつけ方」
についてお話しました。
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お読みいただきありがとうございました。
厚美 ミエ
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