豪華なリビングダイニングのお宅に呼ばれた。
とても大きなテレビがあって、高価な椅子が2脚置かれていた。
さながらミニシアターだった。
勧められて、テレビ鑑賞をした。
いいね~と褒めた。(もちろん、本心)
が、5分も経つと、なんとなく頭が痛くなった。
これはマイクロ波のダメージで、家人はタブレットを使っていたので、
どこかに無線LANルーターがあるのは承知していた。
が、なんと、私の座った椅子の真横、1メートルくらい離れてそれがあった。
告げるべきか、逡巡すること数分。
心を決めて言った。
「この椅子、あそこのルーターからもう少し離すか、ルーターを移動させた方がいいかも、です」
キョトンとする家人に、たまたまバッグに入れていた測定器を出して、測定して見せた。
やはり、測定器の色は、緑を超えオレンジを超え、赤が点滅した。
そして、マイクロ波の熱作用で、
熱に弱い目や脳や生殖器などに健康被害のリスクがあり、
家具の配置は、ずっと変わることがないから、結果マイクロ波を浴び続けてしまう、と言った。
家人は、びっくりして、さっそくルーターを動かす、と言った。
コロナ感染拡大で、強力な「ステイホーム」が始まった。
私は電磁波カットの家にいるので、過分な電磁波に体が反応するけど、
電磁波を空気のように感じていれば、その健康リスクについて無頓着なのは当たり前だ。
ほんと。悩ましい。です。
TVで『フォレスト・ガンプ』を見た。
何度も見ているけど、好きなシーンがいくつもあるのでついつい、見てしまう。
ただ、ラストシーンを見ると、気が沈む。
息子をスクールバスに乗せ、「帰りも、この場所で待ってるよ」と言う、フォレスト。
私には、「ずっとここで待ってるよ」と聞こえてしまうからだ。
この切なさは、『男はつらいよ』の寅さんに似ている。
小さい頃、寅さんシリーズが喜劇だと誰かが言って、とても驚いたのを覚えている。
とても悲しい映画だと思ったからだ。
おそらく、当時は笑いのツボがわからず、一人ぼっちの寅さんだけが印象に残ったのだと思う。
フォレストも寅さんも、群れない、群れることのできないゆえの豊かさがある。
ひとりきりで見る風景は美しい。
この美しさを知った人は、憑かれたようにひとりになりたがる。
世の中には、美しいものをたくさん知っている一人ぼっちが、たくさんいると思う。




