高校生の頃から、バッファリンは、常備薬だった。
疲れた日、雨の日、寝不足の日は、必ずと言っていいほど頭が痛くなった。
そのうち。
経験値から、頭が痛くなるだろう日には、朝からバッファリンを飲んで予防するようになった。
頭が痛くないと、すべてが快調に物事が進んだ。ように思う。
成長して、親元を離れ、一人で病院に行くようになると、ある事に気付いた。
私はとても痛がりである。という事だ。
例えば。
歯医者でも、眼科でも、整骨院でも、泣いたり、痛がったりしているのは、親と一緒の子供ばかり。
大人の患者は傍目からわかるような、痛がり方はしていない。
私は、違った。
「そんなに痛い?」と、医師に不思議がられたことも何度もある。
そうそう。
扁桃腺が腫れて涙目で診察を受けていたら、女医に、
「あなたね。女には出産があるのよ。そんなに痛がってどうするの」
と、言われたことがあった。
アーシングを初めて6年の間。
私はバッファリンを飲んでいない。それ以外の鎮痛剤も、だ。
アーシングは、痛みの原因である炎症を抑えてくれるから、痛みに発展しないんだ。と思っていた。
でも、それだけではないようだ。
あるサイトの記事に、その答えはあった。
「鎮痛薬を安易に飲んで痛みを抑えていると、痛みを感じる脳の機能がマヒし、ちょっとしたことで強い痛みを感じるようになる。そして、また鎮痛薬を飲むという悪循環に陥る。」というものだ。
私は長年のバッファリンの乱用で、痛みをコントロールする脳の機能が、正常に働いていなかった。
雪だるま式に痛みに敏感になっていった。のではないか。
アーシングは、少しずつ、脳の機能を元の位置に戻してくれたのではないかと思う。
今、脳は正常に働いて、痛みから私を守ってくれているのではないかと思う。
ひとは本来、必要なもの、大事なものは、ちゃんと持って生まれてくる。
それを、私のように、故意にゆがめてしまうことがある。
