謀略 第78話より ※ネタバレ注意 | メガネのワールドトリガー戦略、戦術分析

メガネのワールドトリガー戦略、戦術分析

ワールドトリガーの主に戦略、戦術面に関する感想、考察。

まさか これもわざと斬らせたと……!?

これまで、コミック掲載順に戦略を考察してきましたが、今回はジャンプ最新話をピックアップします。コミック派の方はネタバレ注意でお願いします。




本当に名勝負でした、遊真vsヴィザ戦。
決め手になったのはトリガーの性能ではなく、謀略の上手さということは明白でしょう。
中国の兵法家 孫子(今後もちょいちょい出てくると思います)は次のように言っています。
兵(戦争)とは詭道(きどう だますこと)なりと。
トリオン体が破壊すれば生身に戻り、トリオン体に有効なダメージを与えることはできなくなるという常識を逆手に取った謀略。

しかし、新手のトリガー使い(例えばミラなど)の追撃があった場合は殺されるリスクも考えられます。
遊真の命は有吾の命を引き継いだものとも言え、それだけ大切なものを危険にさらすには、いくら勝算が高くても大きな覚悟が必要だったでしょう。
謀略+覚悟の勝利だと感じました。

ところで、遊真の日常の体と戦闘体にはどの程度の違いがあるのでしょうか。
強度が違うのか、トリガーの運用可能範囲が異なるのか、レプリカとの合体が可能かどうかに影響するのか。今後明らかになってくると嬉しいです。

それと、遊真の黒トリガーの能力は複製に絞られたとみてよさそうですね。指輪が光ってから強印出てましたしね。遊真自身も複製されていると考えられますかね。
個人的には本体が封印されていることから、封印や時間の進み方を遅らせるみたいな能力もありかと思っていたのですが。
そして、レプリカはモッド体ラービットのように、遊真の黒トリガーの能力(の一部)が搭載されているという感じでしょうか。

次号までが待ち遠しい…。