齋藤孝著『頭のよさとは「説明力」だ』 | 不用品は必需品。

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0123のブログですだ。某引っ越しセンターじゃないんだからねっ!な日常。

相次いで仕事の話になってしまうが、コロナ禍のためあちこちに出かけるわけでもなく(1人でドライブくらいは良いのかもしれないが)、するとしたら人の少ないカフェでこっそりひっそりコーヒーを飲みながら本を読んだり、家でギターを弾きながら(ド田舎なので外で歌おうが構わない)1人カラオケごっこをするくらいなので、文章で書けるのがこれくらいのことで。

 

私は真面目だ。馬鹿がつくぐらい真面目だから、上司や先輩方に言われたことはもう治せることならとにかく早く直していきたい。

この本を読みだしたのも齋藤孝さんの読みやすい文章というのもあるのだが、自分自身があまり伝える、説明するということが得意ではないということがあってだ。

小学生のころは、たとえば同級生や下級生にその子たちが知らないことを教えるということは結構好きなタイプではあった。

たとえ話が好きだった。これを伝えるのには言いかえればこういうこと、とかそんなことを考えるのが今でも好きだ。

人からそういう話を聞くのも好きだし、自分の知らないことも何か他の自分の身の回りにあるような物や事柄に似ていたり、仕組みが同じだったりするっていうのを知るのが楽しい。

でも、それだけでは相手に伝わるかどうかというのはわからない。

自分が理解することと、相手に伝えようとすることが別のことであるように

自分が発することと、相手が受け取るということは全く別のことだ。

そのため改めて説明する力を身につける方法を見つけるべく、この本を手にしてみた。

 

この中では、説明していくなかで大切な3つの要素と、その要素を説明の中で取り入れていく方法について書かれている。

要素一つ一つが何故大事であるのか、それらを生かして自分の中で鍛えていくととどうなっていくのか、また鍛える方法についても、例によって説明されている。

こういった本を書くということも、説明の大切な要素となる部分を意識されているのだなと、読みながら感じた。

あと、興味深く感じたのが説明する相手によってその方法や説明するための題材を変えると伝わりやすいということと、その表現方法も様々にあるということ。

自分が伝えたいことを端的に、相手が受け取りたいことを感じとりながら伝えられる力をつけたいという気持ちがまた湧いてきた。