2016年に放送されたTVドラマ
『重版出来』
を観ました
全10話をほぼ一気見、あっという間に観終えてしまいましたマンガ編集者の話で、ぼくにとっては憧れの職業だったからかもしれないです。
黒木華演ずる主人公が新卒で出版社に入社するところから始まります。
興味・関心のある仕事の風景や人間関係というのは夢中で観れます
人間関係の描写には、こんな感じなのか~の連続でした。
編集者と漫画家の関係、
編集部と営業部の関係、
編集者と書店員の関係。
これ全部フィクションだったら、それはそれですごいです。
主人公が勤める出版社の社長も登場するんですけど、廃棄処分される大量の本を一緒に見学しにいくシーンには衝撃を受けました。ここは実際の現場を撮影してるはずです。
この社長がいいこと言うんですが、演じてるのが高田純次氏というのがまた良くて。
笑いながら泣かせてくれます
そういえば、何年か前に高田さんの書斎が雑誌で紹介されていて、壁2面が本で埋め尽くされていたのを思い出しました。床は大量の本で足の踏み場がないような状態でした。
全裸で全国回ったり、ねーちゃん口説いたりしつつ、アストンマーチンに乗っているし読書を欠かさない。カッコいいなと思います。
ドラマでは、書店員のシーンにもグッときました。
そのシーンを観て、また思い出したことがあります。
本の売れ行きを左右するのは、本の面白さだけでなく、書店員に応援してもらえるかどうかだと聞いたことがあるんです。
『夢をかなえるゾウ』シリーズや『人生はニャンとかなる!』シリーズの著者で、しかも『うんこドリル』シリーズなどを出版している文響社のブレーンでもある天才で変態の水野敬也氏は、全国の書店への挨拶回りを欠かさないんだとか。小説家の百田尚樹さんもそうらしいです。
話をドラマに戻します。
ヒットする本(重版出来する本)には人々の思いが込められているんだということを感じさせてくれるドラマでした。最高でした
ところで。
このドラマの脚本家は『逃げるは恥だか役に立つ』『アンナチュラル』『MIU404』を書いた野木亜紀子さんです。やっぱりすごい😆⤴️