TVドラマ
『アンナチュラル』(2018年放送)
を観ました
すごいです
何がすごいって、基本的には法医学者の話なんですが、ジャンルを横断しまくってます。
法医学+法歯学+薬学
警察+科学捜査
弁護士+検事
工学
昆虫学
消防
将棋
方言
仮想通貨
さらには「マスゴミ」まで扱ってます
点と線と面の物語というか、多面体の世界を描いてます。舞台となる研究所なんてほんとに実在してるかのようなリアリティーです。架空の組織とは思えないくらいです。
膨大な知識量と新たな組み合わせ、さらにそれらを筋の通った物語にしてしまうところは、小説家・貴志祐介さんと通じるすごさだと思いました。
アメリカのTVドラマに負けてないんじゃないかと。それにアメリカのドラマは脚本家たちがチームで作ってます。
『アンナチュラル』の脚本家は、たった1人ですそれぞれの専門家のサポートはあるようですけど。
そりゃあ新作の『MIU404(ミュウ・ヨンマルヨン)』が世界トレンド1位になるよ!なんて、事情をよく知らないクセに思いました(笑)
『アンナチュラル』の1話目がコロナウイルス(マーズ)を扱ってるので、それきっかけでこのドラマが拡散されて、すげー!って世界中の人に認知されたんでしょうか??
それで『アンナチュラル』の脚本家の最新作が始まるらしい!ってことで話題になった??なんて思いましたけど全然ちがうかもしれませんなんにも知りません。
この脚本家・野木亜紀子さん、アメリカとかから脚本のオファーくるんじゃないかと、けっこう本気で思います。日本人初の大物ハリウッド脚本家になるんじゃ?