色々考えた結果、叶えたくない事とは「お金持ちになる事」だと思います。
「お金が簡単に手に入ったらつまらない」と思っているのかも知れません。
それもまた、一定の理解は示せます。
しかし、それを心から同意しているわけでもない事も分かります。
「お金持ちになったらつまらない」と思っている自分に与するか、それを心から良しとはしない自分に与するかの選択になるとしたら、少なくとも私は「お金持ちになったらつまらない」とする自分には賛同出来ません。
理解と賛同は違うものです。
「もう一歩踏み込めない」という感じがします。
今迄の自分からそうでない自分へ移る勇気、覚悟、思い切りが出せずにいる様な感覚です。
私は「そのまま移れ」と言いたいですが、移る先が明確になっていない事も原因かも知れません。
「お金持ちになる事」は私の推測であって、「叶えたくない」と思い続けていた事と決まったわけではありません。
それでも、本当に「お金持ちになる事」だった場合に備え、私は何時でもそれを受け入れる準備を進めておきたいと思います。
感じ方は前がどうだったか思い出せないくらい、随分変わっています。
「叶えたくないのではないか?」という可能性が道を拓いたのでしょう。
それに近い事は沢山考えた事が有っても、ズバリ言い当てた事は有りません。
「叶えたくない」なんて夢にも思わなかったのですが、冷静に事実を客観視すれば「確かにその通り」と言う他有りません。
「なかなか手に入らない」というのは一見価値が有りそうに感じます。
「簡単に手に入らないからこそ、価値が有るのだ」というのは尤もに思えます。
でも、今は「本当に価値が有るものほど、簡単に手に入るのが事実ではないか?」と思う様になりました。
お金が簡単に手に入る様になっても、お金の価値は何も変わりません。
変わるのは「お金は簡単に手に入らないから価値が有る」という幻想、思い込みです。
むしろ、「簡単に手に入るからこそ価値が有る」と思えるならば、それこそ私の求める“楽”そのものです。