“今”、私は妙な感覚に囚われています。
私が“今ここ”に居るのではなく、随分離れた所に居る様な感覚です。
「私は何処に居るのか?」という疑問は、「居るには居る様だが、その場所が分からない」という事です。
離れているのは時間かも知れませんし、場所かも知れません。
一体どういう事なのか、全く理解が追い付きません。
今までに経験の無い感覚で、ちょっと苦戦するかも知れません。
「私は何処に居るのか?」という表現は、私以外の人に向けたものです。
私の視点で表現すると、「お前は何処に居るのか?」になります。
この“お前”も誰の事を言っているのか私にも分かりません。
「自我としての私の事を言っている」とも、「自我を超えた存在の事を言っている」とも取れます。
私の言う“お前”は何処に居るのでしょうか。
そして、“お前”とは誰なのでしょうか。
私はずっと“それ”を探していたのでしょうか。
“未来”とは“それ”の事なのでしょうか。
“今”は分からない事しか有りません。