彼女に駆け寄った自分に本音中の本音を見たような気がする | 魂の世界に生きる

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私が内なる世界と呼んでいたものは魂の世界だった。

感じるものは重く、居座るような感じでお腹に在ります。

Iさんに挨拶してからそれにしか意識が向かず、普段なら何て事のない仕事にも随分疲れました。

結果的に面倒臭い作業のお陰でIさんに会い、感じているものを受け取ったわけですから、そこは感謝しなくてはいけませんね。

彼女に対する「有り難うございました」は、奇しくも「どんな結果に終わっても感謝で締め括る」とした過去の私の誓いが果たされる形となりました。

しかし、これが本当の終わりではないような気もするのです。

幾つか回収出来ていないものもありますし。



後出しジャンケンになりますが、出勤しなくなった彼女の退職を想定した時、私は彼女の退職を以て何かの起点にしようとしているかのような感覚がありました。

「彼女が退職するのを待っていた」と言っても間違いではありません。

もちろん、私は「彼女に辞めて欲しい」などとは思っていませんでした。

「彼女の動向が現実の中で確定された様子を見届けたかった」と言った方が良いかも知れません。

何故そうしたかったのか私でも解りませんが、「今日感じるものを受け取る為だったのではないか」と考える事にしました。

つまり、「今感じているものが彼女の退職による起点である」という事になります。

「待っていたのは彼女の退職ではなくこれ(今感じているもの)」とも言えます。



私はIさんの退職の日に彼女に対して何かをしようとは全く考えていませんでした。

「彼女が退職した事を知るのは、彼女のタイムカードが無くなっているのを見た時だろう」と思っていたのです。

私は彼女の前に姿を現す予定では無かったのです。

何故なら、私は今でも彼女の顔をまともに見られないからです。

…そのはずでしたが、私は彼女の姿を見た途端に彼女の元に駆け寄ったわけです。

その時、私は全くもって抵抗する事は出来ませんでした。

「行かなきゃ」という一念のみがそこに在り、彼女の顔をまともに見れない私も何処かに吹き飛んでいました。

今日の出来事は本当に偶然です。

本来なら彼女に会えないままで終わった可能性は極めて高かったと思います。

もしそうだったら今感じているものにも、脇目も振らずに一直線に彼女に向かった自分にも会えませんでした。

この機会は無駄にしません。

あまりにも感じているものが強過ぎて「お金の事なんかどうでも良い」と一瞬思いましたが、当初の目標である100万円の貯金も続けます。

最初から彼女が辞めようが残ろうが関係無く、自分の人生の計画を進めるつもりでいたのですが、思い掛けないギフトを得たと思います。



彼女に向かって一直線に駆け寄った自分の中に、本音中の本音を見たような気がします。

あれが彼女に対して本当にしたい事だったのでしょうか。

何を感じて「行かなきゃ」と思ったのか。

おそらく、その答えは今感じているものの中に在るのでしょう。