宇宙が誕生したのは、「ビッグバンが起こったから」…と言うビッグバン説が有力です。
ビッグバンが起きた→宇宙が誕生した→太陽系が誕生した→地球に生命が誕生した→人類が誕生した→自分が誕生した→今、ここに自分は存在する!
…と言う流れで考えるのが普通です。
ここで、この宇宙誕生論にスピリチュアルの概念を持ち込めばどうなるでしょうか。
ビッグバンが起きた=今、ここに自分は存在する!→他の要素(宇宙、太陽系、生命、人類、人類としての自分)は全て同時に誕生した
…と言う事になります。
つまり、普通の感覚で言う一番最初の「ビッグバンが起きた」…のと、一番最後の「今、ここに自分は存在する(と認識する)」…は、同じものであると言う事です。
ビッグバン(認識が起こる事)は始まりであると同時に終わりであります。
ここに時間の概念を持ち込めば、「ビッグバンは常に起こり続けている」と表現しても差し支えないでしょう。
「起こり続けている」と表現すると誤解を生みますが、例えば100回目と101回目のビッグバンはお互いに繋がりがありません。
時間の概念によって「因果関係があるかのように繋がりが見えるだけ」であって、起きたビッグバン同士には何の因果関係もありません。
パラレルワールドと呼ばれるものがありますが、これは何かを認識する度に全く違うビッグバンが起きていて、「全てのビッグバンには繋がりが無い」と言う解釈を、稲田はしています。
実生活で例えるなら、歩く時に右足を前に出した宇宙と左足を前に出した宇宙は、全くの別物と言う事です。
右足と左足を交互に動かして「同一人物が歩いている」と認識しますが、「右足を出した稲田」と「左足を出した稲田」はお互いに違う宇宙に存在しています。
認識が起こる度に、その都度違う宇宙に移行する…と言うか上書きされるのです。
これはパラパラ漫画やTVアニメの原理に近いです。
人の脳に、全く違う宇宙が繋がって見えてしまうような機能を搭載し、パラパラ漫画の如く人生と言うストーリーを創り出す様に仕向けたものは、一体誰なんでしょうか?
本日の記事は、ほぼ100%稲田の妄想の類です。
「ビックバンが起きて、絶妙な位置関係で太陽と地球があって、偶然の積み重ねで自分が誕生した」…と考えるよりは、「先に自分の誕生があって、他の要素は全部後付けだ!」と考えた方が、個人的に無理なく納得出来ると思っただけです。
本当のところはどうなってるのか全くわかりません。