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ソプラノ課題1(D諸和音のソプラノ定型) - 第2巻 P.111~P.117 -

ソプラノ課題

●ソプラノ課題とは
予めソプラノが与えられ、その下にバス及び内声(下3声)を配置・連結する課題。
今迄学習してきたものはバス課題。
ソプラノ課題とバス課題では、諸原則は変わらない。

●ソプラノ課題における下3声の配置、連結(ソプラノと、和音記号が与えられている場合)
①和音記号にもとずいてバスを配置。可能な進行を全て書き出す。
②先行和音の内声を配置。密・開・Octで可能なものを書き出す。
③それにもとずいて後続和音の内声を連結
※テノールがバスより低くなる配置は、今は禁止

●D諸和音のソプラノ定型
バス課題と同様、ソプラノにもD和音の定型がある。
P114-115に載っているので覚える。言葉でまとめると次の様になります。
○組み合わせ
【ソプラノ】(a):シド レド レミ ファミ ラソ (b):ソソ ソミ  ソ↓↑ド  レ↓↑ソ に対して
【バス】:ソ↓ド ソラ ソミ シド レド レミ ファミ
(矢印は、上行して辿り着くか下行して辿り着くかの意味。)
(ソプラノが2種類ある。(a)ピンクは順次進行、(b)ミドリは否順次進行)

○以上の組み合わせから、不可能なものを除いたものになる。不可能な理由たち↓
・ソプラノとバスで連続5度/連続8度を形成する
・後続和音のソプラノが、和音記号外の音になっている(バスがⅥの和音(構成音ⅵ,ⅰ,ⅲ)なのにソプラノがⅴ)
・バスとソプラノ両方に第3音が置かれている。(1転における第3音の重複)
・第7音の限定進行により、後続和音1転における第3音の重複(1転における第3音の重複)
・Ⅴ-Ⅵの進行時に、限定進行音以外の音が下降していないようなソプラノの進行
・ソプラノが跳躍進行している並逹8度、又は並逹5度(ソプラノbの跳躍進行の時に発生)

簡易表にしてみた。

0kb's music note-ソプラノ定型(D)

コメ印は、条件付きでマルということ。その条件が四角内の文章です。


●D定型の先行S和音についての注意
①ソプラノにおけるⅶ(V諸和音)、またはⅰ→ⅶ(Ⅰ2-Ⅴ)の前のⅱには、S諸和音の7の和音は使えない
(換言:ソプラノがⅱ-(ⅰ)-ⅶの時のⅱには、3和音を使う)ナポリのⅡは多分使える?
②ソプラノにおけるⅱ(Ⅴ諸和音)、又はⅲ→ⅱ(Ⅰ2-Ⅴ)の前のⅳには、Ⅳ7,+Ⅳ7の和音を使用出来ない
(換言:ソプラノがⅳ-(ⅲ)-ⅱの時のⅳには、Ⅱ諸和音か、Ⅳの3和音を使用する)
③ソプラノにおけるⅱ(Ⅴ諸和音)、またはⅲ-ⅱ(Ⅰ2-Ⅴ)の前のⅱには、7の和音を設定するのが良い
(換言;ソプラノがⅱ-(ⅲ)-ⅱの時の最初のⅱには、7の和音を使う方が良い)
④ソプラノがⅰ-(ⅰ)-ⅶの時には、最初のⅰに3転以外のⅡ7やⅴ度ⅴ度の9と7の和音(下方変位を含む)を設定しうる。
*ただし、Ⅱ7を設定するときは、更にその前にⅰが予備されている場合に限る。(Ⅱ7の原則を考えればそうなる)

⑤ソプラノがⅲ-ⅱの時には、最初のⅲに3転以外のⅣ7,+Ⅳ7を設定しうる。
*ただし、Ⅳ7を設定する時には、そのⅲが予備されている必要がある(Ⅳ7の原則を考えればそうなる)
⑥ソプラノにおけるⅲ-(ⅲ)-ⅱの時には、最初のⅲにⅴ度Ⅴ度9の和音を設定しうる


ゆらゆら...