今日は競馬界やファンの方たちにとって、最も辛く暗いニュースが飛び込んできてしまいました。
藤岡康太騎手が落馬による事故で亡くなってしまったと。
本当にこのニュースを見た時にショックで自分も仕事が手につかないほどでした。
信じられないし、信じたくもない。そんな思いでした。
自分自身は藤岡康騎手の乗る馬券をそんなには買ってはいなかったですが、やはり印象に残るのは昨年のマイルチャンピオンシップ。
当日乗り替わりで騎乗したナミュールを1着へと導き自身の久々のGⅠ勝利でもありました。
ナミュールは素質は凄いものがあるものの、出遅れをしたり気性が難しそうな馬という印象。
その馬を見事に操り1着に持っていくんですから、凄いなと感心しました。
そして2021年から競馬をやるようになった自分にとってはもう一つ。
2021年の京都大賞典。
当時、かなり高齢だったマカヒキを見事1着に導き、復活させたのも藤岡康騎手でした。
まだ35歳。
これからですよ。 神様はなんて残酷なんだろう。
奇しくも今日4月11日は藤岡康騎手が初めてGⅠを勝った時に騎乗していた馬、ジョーカプチーノの誕生日だったそうです。
そういう運命のいたずらは必要ないんですよ。
昨日、4日経っても意識が戻らずというニュースを耳にして、とにかく帰ってきてほしいと願っていました。
4日間、生死をさまよい続け頑張っていたんでしょうね。
今回の件もそうですが、3月にも地方競馬で落馬による死亡事故が起きています。
競馬は本当に命がけです。
1日に12レースもやるので何もない日の方が奇跡だと思います。
今週もGⅠや他、色々なレースがありますがとにかく全人馬無事にまずは完走できるように。
もうこんな悲しい事は2度と起きないように。
ただただ、祈るばかりです。
そして、藤岡康太騎手。
あなたの活躍をもっと見ていたかった。
カッコいい姿をもっと見ていたかった。
心より、ご冥福をお祈りいたします。