すっかり春冷えと言う単語も使わなくなりましたね。
GWは新緑の季節かと間違うほどの良いお天気でした。
先日昔からの友人とスカイプで子育てについて話をしました。
彼女はアメリカの西海岸に住む日本人の主婦です。
以前日本の小学校では、運動会で徒競走をするのは、
「落ちこぼれができてしまうので問題」という議論があったようです。
私の感想としては、競争心を過度に煽るのは確かに問題かもしれませんが、
社会に出れば競争しなければいけないシーンを経験しなければなりませんし、
たかだか徒競走レベルでの優越を心配する親心が理解できませんでした。
ところがあの「アメリカ」でも学校で禁止をしているものがありました。
私が住んでいた東海岸ではまったく聞いたことがありませんが、
カルフォルニア・オレゴン・ワシントン州の多くの学校では
禁止することが当たり前という遊びがあります。
それがこれです。
私が小学生の時に必死になって遊んだ記憶のある
ドッチボールです。
久しぶりに驚きました。
確かにアメリカの子どもたちはどうしてドッチボールをしないのかと
不思議には思っていたのですが。
さて、理由はですね・・・、
「運動神経の鈍い子を集中攻撃してしまう事も考えられるので
イジメの防止」
というのが趣旨らしいです。
なるほど、私はそのようには感じたことはありませんでしたが、
確かにいじめにつながる可能性は有り得るかもしれませんね。
これが文化の違いと言うか価値観の違いなんでしょうね。
徒競走もドッチボールも楽しくするのが理想ですが、
自分が親であればどちらの考えにより共感するでしょうか?
一歩深く考えないと遊びもできないなんて、ちょっと寂しくなりました。