小3ムスメの小学校は、夏休みの宿題が少ないです。
近隣では、ダントツで少ない。
中学受験する父兄からクレームが入って以降、宿題が激減したとウワサで聞いてます。
どれぐらい少ないかというと、まず、自由研究がありません。
絵画もありません。
読書感想文も、ありません。
通塾していない子供の親としては、正直いって物足りなく感じています。
なくすんじゃなくてさ、選択式にしたら良いのにね。あ、そうすると通知表で差がついてしまうからダメなのかな?
勝手に読書感想文
読書感想文は、文章力を上げるチャンス
ムスメが選んだのは「ふみきりペンギン」です。読書家なので、もう学校で借りて読み終わっていました。
![ふみきりペンギン [ おくはらゆめ ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/3167/9784251073167_1_6.jpg)
あとは、原稿用紙3枚分の感想を書くだけです。書くだけ!なんだけどね。「ムズカシイ〜」と頭を抱えるムスメ
初日は、下書きとなるメモを書かかせることにしました。
読書感想文の下書きメモ
これまで読んだ本や仕事で習った手法です
①本の要約
②印象に残ったシーン、共感したシーン
③②について自分の思い
④本を読む前後で変わったことや、本を読んでこれからどうしたいと思ったか
↓
そうすると、まず①で盛大につまづきまして
要約は、抽象的な思考力が育っていないとできません。誰がでてきてどうなる話か?を一文で説明するとなると、いくつものワードを上位概念でまとめる能力が必要。大人でも難しいです。
要約の勉強も楽しいけれど、今回は作文に集中して、②から始めることにします。
気を取り直して、本を読んで心に一番残ったシーンはどこ?と聞くと。
「主人公が、何かしてるときすぐ絵を描いちゃうところ!私も同じだから共感した!」
お、おう それ、物語の内容と関係あるのかな…?
「絵は、話の内容とはあまり関係ないよ」
…難しい。作文の指南って難しいですね!質問を変えることにします。
「作者が、この物語で伝えたかったことは何かな?。読んでいて、そういうシーンはなかった?」
「うーん。友達とケンカするところかな?」
「友達とケンカするのは辛いねえ。ムスメちゃんはそのシーンで、どう思ったの?」いいぞいいぞ(心の声)
「そんなことくらいでケンカすんなよ、って思った。だから全く共感できないの」
な、なるほどー!
母、目からウロコです。
共感できないっていうのも、立派な感想だよ。
自分なら、そんなことくらいで友達とはケンカしない。したくない。その気持ちを書こうよ!
私から肯定されて気をよくしたムスメ、あとの時間はノリノリでメモを書いていました。
「本を読む前と後で変わったことね。えーと、ケンカとか意地悪とかばかり出てきてさ、暗い話だなって思ってたんだけど、最後はみんな仲直りで終わるから良かったよ。私なら?仲直りしないよ。そもそも、そんな意地悪な人と友達でいたいと思わないし。今後は浅い付き合いにとどめるね!」
ノリノリで、口と筆が止まらないムスメ。こんな感想は、評価者からは求められてはいないでしょうが
自分の意見を持つことと、他人に伝わるように書く練習が、感想文を書かせる目的だったので。今日の段階では、ヨシとします。
ムスメの感想がようやく出てきたので、この後は倫理についてもう一歩踏み込んで会話していくつもりです。
自分がその気はなくても他人を傷つけていることがあるということや、何もしなくても他人から嫌われることがある、ということについて。
読書感想文、途中までは親子で苦しんでましたが、楽しくなってきました
ムスメの作文力を上げるための努力の日々を書いてます↓
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