ムスメは作文が苦手です。読書は大好きなんですけどね。
ムスメは2年、3年の担任から「クラスで一番本を読んでます」と保護者会で言われるほどの読書好き
多読のおかげで読むスピードも早いから、長文問題でも時間内に解き終われます
長文耐性があるから算数の長々しい文章問題も途中で諦めたりしない
読解力はあるほうだと思うんですけど。
でも、作文となると、とたんに手が止まる
かたやムスコ。
誰が教えたわけでもないのに、作文が得意です
創作文や読書感想文など、まだ1年だけど3年生のムスメより上手いかも。
作文の上手い、下手ってなんだ?って話になりますが。ムスコが書く文章には、ちゃんと筋道が通っているんです
話が面白いとか視点がユニークかとかはプロの領域で、まず作文の基本は、自分が伝えたいことを、読み手に伝わるように筋道立てて書くこと、じゃないですか。
ムスメはこれができなくて、ムスコは自然にできている
ムスコはムスメと違って、ほとんど本を読みません。読解力も、ありません
少しでも長い文章問題になるとわかんなーい、と問題の意図を読み解くのを放棄しようとする。
私、これまで読解力と作文力は比例関係と思っていましたが、違うんですね
ちなみに、我が家で一番のおしゃべりはムスメですが、人の話をよく聞いていて受け答えが的確なのはムスコ
の方です。
ムスメの話は長いけど、支離滅裂で最後まで聞いても何がいいたかったのかよく分からないことがままある。これって、ムスメの作文そのままだわ
話す技術と書く技術は、リンクしてるといって良さそう。
朝日小学生新聞の作文教室でも、「話せないことは書けない」と講師が仰ってました
ムスメの作文力向上のために今心がけてるのは、今日の出来事や読んだ本の内容を、要約して話してもらうこと。
誰が、いつ、何を、どうしたのか。それに対して自分はどう思ったのか。を言語化するように声かけしてます。
そしてムスコの読解力の弱さについてなんですが、これは単純にインプット不足によるもの
自分が理解できる範囲内での感受性は豊かで、気持ちの言語化はできているんだから、彼が理解できることを増やしてあげればよいはず。
ムスメに比べムスコはインプットの取り組みが弱かったなあと反省。下の子あるあるで、親の働きかけが少ないのよね
知育の取り組みは、どうしても上の子の目線に合わせてしまいがちで。
具体的に言うと、トイレに貼る小学生新聞の記事は、お姉ちゃんが読む想定でチョイスしたり。
テレビで普段使いなれないワードが出てきたら、何て意味か知ってる?って声をかけるのは常にお姉ちゃんに対してだったし。
お姉ちゃんに向けて、お姉ちゃんのレベルに合わせた問いかけが、我が家のデフォルトになっていました
ムスコへの働きかけが少なすぎたなと、夫婦2人で反省。
いまはテレビや読み聞かせの時に、ムスコにがんがん声かけするようにしています。
読み聞かせでムスコが知らなそうな言葉、例えば「懐」ってでてきたらいったんストップ。懐ってどこか知ってる?とムスコ氏に質問。
するとすかさずムスメが「知ってる!」と答えようとするのですが、今は弟に質問タイムだからと、分かってても黙っててもらうよう協力依頼。
それが続くとムスメが不貞腐れるので、うまいこと姉弟のバランスをとる必要がありますが。。
姉弟それぞれに向き合おうと心がけてはいるつもりだけど、どちらかに偏らないようにするのは中々大変です
まあぼちぼちがんばりましょう
ムスメの音読は、小1後半から朝日小学生新聞の記事です。ニュースの解説が分かりやすく、親が子供に時事問題を解説するのにも役立つ
子供新聞はほぼ全て試し読みしたけど、どうせ低学年のうちは親の働きかけがないと読まないから 購読するなら、いちばん情報量の多い朝日をおすすめします。
多方面の学びが得られるので、家庭学習の教材どれか1つに絞るなら、朝日小学生新聞といってよいほど気にいってます!
ムスコの音読はこちら。
学校の音読宿題の教科書代わりに、我が家ではこれを利用しています。
ほっておくと好きな本しか読まないから、色々なスタイルの文章にふれさせることができてありがたい
ドリルも、ゲームも、とにかくタイマー必須。習慣になってるのでタイマーを廻せば否応なしにドリルスタート。アラーム音がなると親がとめなくてもゲーム終了できるように。
